重度重複障害のある人の幸福指標を高める試みの追試
A replication to increase happiness indices among some people with profound multiple disabilities.
Martin T. Ivancic, G. Barrett, Amy Simonow et al.(1997)Research in Developmental Disabilities, 18(1), 79–89
好みの刺激を提供する活動時間で、重度重複障害のある人の多くに幸福指標の増加が再現されることを示した。
要旨根拠:抄録
GreenとReidが示した、重度重複障害のある人の幸福指標(=笑顔や発声など幸せを示す行動)を高める手続きを、4名で追試した研究である。好みの刺激を提供するファンタイム活動を設け、ABAB反転デザイン(=介入の導入と撤去を繰り返して効果を確かめる単一事例法)で検証した。4名中3名で幸福指標の増加が再現され、残る1名も好みの刺激で不幸指標が減少した。正式な選好アセスメントを行わず、職員訓練も短時間だったにもかかわらず効果が得られた。一方、動きがほとんどない別の3名では、幸福・不幸いずれの指標も現れなかった。幸福指標の活用法と、反応が見られない人への別の支援の必要性が論じられている。
研究のつながり
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