「『一生勉強 一生青春』── 学び続けることと若さを等号で結んだ代表作(本文は原典でご確認ください)」
— 相田みつを 『一生勉強 一生青春』(文化出版局)
著作権保護期間中のため本文は掲載せず、作品の紹介に留めた(管理:相田みつを美術館)
青春を年齢ではなく「学んでいる状態」として定義し直した書。学びをやめた20代は老いており、学び続ける80代は青春の中にいる ── 佐藤一斎「老いて学べば死して朽ちず」、サミュエル・ウルマンの青春の定義と同じ結論を、八文字に圧縮した
- 心理学では
- この書は、若さを暦の年齢ではなく、新しいことに挑み続ける成長志向(自分はまだ伸びられるという構え)として捉え直している。自己決定理論(人は自律・有能感・つながりが満たされるときに生き生きするという理論)でいえば、学びは「できるようになった」という有能感を何歳でも生み出す源である。Parkら(2014)は高齢者を対象に実験を行った。デジタル写真やキルトといった不慣れで手ごたえのある技能を数か月かけて学ぶ群と、なじみのある活動や交流中心の活動をする群を比べたところ、新しい技能を学んだ群で記憶力が向上した。年を重ねても、学び続けることが頭と心の若さを支えるのである。日々の中に「初めてやること」を一つ置くことが、自分の青春を更新し続ける助けになる。 参考:Parkら(2014)「The Impact of Sustained Engagement…」 ↗