特性的自己効力感尺度の検討
A JAPANESE VERSION OF THE GENERALIZED SELF-EFFICACY SCALE
成田 健一、下仲 順子、中里 克治、河合 千恵子、佐藤 眞一、長田 由紀子(1995)教育心理学研究, 43(3), 306–314
Shererらの一般的自己効力感尺度を13〜92歳の地域住民に実施し、年齢や性別を超えて1因子構造であることを示した。
要旨根拠:抄録
自己効力感(=自分はうまくやれるという見込みや自信)は、特定の場面だけでなく、さまざまな場面に共通する一般的な傾向としても捉えられる。本研究は、Shererら(1982)の23項目からなる一般的自己効力感尺度(SES)の信頼性と妥当性を、日本の地域住民サンプルで検討した。13歳から92歳の男女計1524名に尺度と関連指標を実施し、性別・年齢群ごとに探索的因子分析を行った。その結果、全体でも各群でも明確な1因子構造が得られ、再検査信頼性と内的一貫性も十分であった。抑うつ、自尊感情、男性性、主観的健康との相関から構成概念妥当性も支持された。幅広い年代で使える自己効力感尺度として、生涯発達とウェルビーイングの研究に役立つ。
関係メモ——この研究のその後
- 日本語版・翻訳一覧外:Sherer et al. (1982)の一般的自己効力感尺度を日本の幅広い年齢層で検討したもの
- 先行・基盤同じ一般性自己効力感を測る国内尺度としてJ024 坂野(1986)のGSESが先行する
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.5926/jjep1953.43.3_306
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.5926/jjep1953.43.3_306
文献表記(日本心理学会式)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 99.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 141 ・ Crossref 69 ・ Semantic Scholar 73 ・ OpenAlex 80
- 年あたり被引用
- 4.4(J-STAGE)
- 主要100の選定
- 専門家判断(定番・古典)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 名言集自分を信じることは成功を保証しない。しかし、自分を信じないことは確実に失敗を生むアルバート・バンデューラ
- 発達マップなんとかなる因子5つの発達段階で比べた表・幸せの4因子(個人)
- 名言集できると思えばできる、できないと思えばできない。どちらも正しいヘンリー・フォード(とされる)
- 幸せに効くこと自己効力感「自分はやれる」という感覚は、小さな成功体験から育つ
- 幸せに効くこと自己効力感介入「できる感覚」は励ましより、小さな成功と身近な手本で育つみたいです
- 調査・報告書OECD 社会情動的スキル調査OECDが10歳と15歳の粘り強さや共感などのスキルを測り、生活満足度や不安との関係を見る調査。
- 思想マップアドラー(個人心理学)自分は共同体の役に立っているという感覚(共同体感覚)を持って生きられれば、劣等感は勇気に変わり幸福は自ずと訪れる
- 禅語百選他不是吾他人は私ではない。自分がやるべきことを人に任せては、自分の修行にならない。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →