教師の職業ストレッサーに関する研究
Occupational Stress and Burnout in Elementary and Middle School Teachers
高木 亮、田中 宏二(2003)教育心理学研究, 51(2), 165–174
職務自体のストレッサーが教師のバーンアウトを直接高め、職場環境のストレッサーは職務を介して間接的に影響することを示した。
要旨根拠:抄録
本研究は公立小・中学校教師がどのような職業ストレッサー(=ストレスの原因となる出来事や条件)を抱え、それがストレス反応をどう規定するかを明らかにすることを目的とした。欧米の先行研究の分類を参考に日本の教師向けのストレッサー項目を作成し、バーンアウト(=燃え尽き症候群)尺度とあわせて小中学校教師710名に調査を行った。その結果、「職務自体のストレッサー」がバーンアウトを直接規定していた。一方「職場環境のストレッサー」は、職務自体のストレッサーを通じて間接的にバーンアウトを規定していた。「個人的ストレッサー」については相関分析で検討された。教師の燃え尽きを防ぐには、職務内容そのものと職場環境の双方への目配りが必要であることが示唆される。
研究のつながり
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