職業生活における主観的幸福感因子尺度/主観的不幸感因子尺度の開発
Developing well-being/ill-being factors scales at work
井上 亮太郎、金本 麻里、保井 俊之、前野 隆司(2022)エモーション・スタディーズ, 8(1) 91
働く人の職業生活における幸福感7因子67項目と不幸感7因子62項目からなる尺度を開発した。
要旨根拠:抄録
本研究は、職業生活におけるウェルビーイング(幸福感)とイルビーイング(不幸感)を生む要因に注目し、従業員のウェルビーイングの状態を数量的に測る尺度を開発することを目的とした。働く人を対象とした調査データにもとづき、幸福感と不幸感をそれぞれ別の尺度として構成した。その結果、職業生活における主観的幸福感因子尺度(7因子・67項目)と主観的不幸感因子尺度(7因子・62項目)が作成された。これらは、人生満足尺度SWLS(Diener et al., 1985)や前野の幸せの4因子(前野, 2013)といった既存の主観的幸福感の尺度の下位領域、いわば職場版として位置づけられる。得られた因子は、個人のキャリア開発や人的資源管理の場面で、職場の幸福感を高め不幸感を減らすために活用されることが期待される。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤J1161 蓮沼(2012)が抽出した幸せの4因子(やってみよう・ありがとう・なんとかなる・ありのままに)を職業生活の文脈に拡張し、不幸感因子を加えて職場版の尺度とした
- 後続・発展企業向けの4因子系診断は一覧外:前野・太田『実践!ウェルビーイング診断』(ビジネス社, 2023)などで実務に展開されている
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
この論文が出てくる研究の系譜
研究のつながり
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被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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