看護師のQOLと自己効力感が離職願望に及ぼす影響
The Effect of Nurses' Quality of Life (QOL) and Self-Efficacy on Their Intention to Quit
池田 道智江、平野 真紀、坂口 美和、森 京子、玉田 章(2011)日本看護科学会誌, 31(4), 46–54
看護師のQOLと自己効力感は経験3〜5年目で最も低く、両者が離職願望に影響していることを示した。
要旨根拠:抄録
看護師の離職は医療現場の大きな課題である。本研究は、看護師のQOL(=生活の質)と自己効力感(=自分はやれるという感覚)が離職願望にどう影響するかを明らかにすることを目的とした。看護師625名に質問紙を配布し、全項目に回答した300名を分析した。WHO/QOL-26日本語版、一般性自己効力感尺度、離職願望尺度を用いた。経験年数別に見ると、QOLと自己効力感は3年以上5年未満で最も低く20年以上で最も高く、離職願望はその逆であった。回帰分析では、QOLの身体領域と社会関係、自己効力感の行動の積極性や失敗への不安、婚姻状況が離職願望に影響した。中堅への移行期にある看護師への離職防止策が必要であると示唆される。
研究のつながり
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