組織の家族支援、仕事の自律性、統制感と従業員のウェルビーイングの関係
Relationships among organizational family support, job autonomy, perceived control, and employee well-being.
Cynthia A. Thompson, David J. Prottas(2006)Journal of Occupational Health Psychology, 11(1), 100–118
仕事の自律性や非公式な組織支援が従業員のウェルビーイングと関連し、統制感がそれを媒介することを示した。
要旨根拠:抄録
企業は家族支援制度を導入しているが、制度の有無と職場の風土のどちらが従業員に重要かは明らかでなかった。本研究は2002年米国National Study of the Changing Workforceのデータ(3,504名)を用い、公式な家族支援(家族向け福利厚生と柔軟な勤務制度)、仕事の自律性、非公式な支援(仕事と家庭を両立しやすい文化、上司・同僚の支援)、統制感と、従業員の態度・ウェルビーイングとの関係を階層的回帰で分析した。家族向け福利厚生はストレス、生活満足度、離職意向と関連したが、柔軟な勤務制度はどの結果とも関連しなかった。仕事の自律性と非公式な支援はほぼすべての結果と関連し、統制感がその多くを媒介した。制度より日常的な裁量と支えが重要であることが示唆される。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 1本
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1037/1076-8998.10.4.100
- 無料で読めるか
- × 有料(非OA)
- DOI
- 10.1037/1076-8998.10.4.100
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 57 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 850(うち影響引用 41)・ OpenAlex 801
- 年あたり被引用
- 40.5
- FWCI
- 79.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Work-Family Balance Challenges
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 調査・報告書従業員のウェルビーイング、生産性、企業業績――エビデンスと事例(世界幸福・ウェルビーイング政策報告2019 第5章)従業員の満足度と生産性・顧客ロイヤルティ・離職・利益の関係を、339研究のメタ分析で示した章。
- 幸せに効くこと職場の友人(workplace friendship)職場の「友だち」は、ウェルビーイング経由で会社への愛着も育てる
- 幸せに効くこと職場ウェルビーイング・プログラム(総体)職場のメンタルヘルス施策は効くけど「小さく」、個人任せでは限界があるんです
- 調査・報告書職場のウェルビーイングと企業業績(Wellbeing Research Centre ワーキングペーパー2304)従業員のウェルビーイングが高い上場企業ほど、利益や企業価値、株価の成績が良い傾向を示した論文。
- 発達マップ組織版:信頼関係のある家庭の高め方(段階別)5つの発達段階で比べた表・サーベイ・診断とWBC組織版の読み方
- 名言集私たちが預かっているのは「労働力」ではない。誰かのかけがえのない息子であり、娘であるボブ・チャップマン
- 思想マップポジティブ心理学3.0幸せは個人の中だけにあるのではなく、文化・関係・制度・生態系という複雑なシステムのなかで立ち上がる——だから幸せの物差しも一つではない
- 禅語百選把手共行手を取り合って、ともに行く。師と弟子、仏と自分が一つになって歩む。あるいは、仲間と手を携えて道を行く。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →