インスタグラムで #Instasad?:インスタグラム利用、抑うつ症状、ネガティブな社会的比較、フォローする見知らぬ人の数の関連の探索
Instagram #Instasad?: Exploring Associations Among Instagram Use, Depressive Symptoms, Negative Social Comparison, and Strangers Followed
Katerina Lup, Leora R. Trub, L. Rosenthal(2015)Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking, 18(5), 247–252
インスタグラム利用と抑うつの関係は、見知らぬ人を多くフォローする人でのみ社会的比較を通じて悪化方向に働くことを示した。
要旨根拠:抄録
Facebook利用が幸福感を損なうという先行研究を受け、写真共有に特化したインスタグラムの利用が抑うつと関連するかを検討した研究である。18〜29歳の117人にオンライン質問紙を実施し、利用頻度、フォローしている見知らぬ人の数、抑うつ尺度CES-D、社会的比較尺度を測定して、調整媒介モデル(=ある要因の効果が別の要因によって強まったり弱まったりする経路モデル)で分析した。利用頻度は抑うつとわずかに正に関連し、肯定的な社会的比較は抑うつと負に関連した。見知らぬ人のフォロー数は、利用と社会的比較・抑うつの関連を調整し、多くフォローする人では利用が多いほど比較が否定的になり抑うつが高まる一方、少ない人では逆の傾向が見られた。SNSの害は利用量そのものより、誰とつながり何と比べるかに左右されることを示唆している。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 5本
- W0293 Facebook利用は若年成人の主観的ウェルビーイングの低下を予測する Kross(2013) PLoS ONE 主要400 被引用 1,502
- W0518 「彼らは私より幸せで、よい人生を送っている」:Facebook利用が他者の人生の認識に与える影響 Chou(2012) Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking 主要400 被引用 1,119
- W0595 Facebookから幸福への道:Facebook友達の数と自己呈示が主観的ウェルビーイングに与える効果 Kim(2011) Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking 主要400 被引用 914
- W0397 友人ネットワーキングサイトと青年の幸福および社会的自尊感情との関係 Valkenburg(2006) Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking 被引用 1,634
- W0785 フェイスブックと大学生のウェルビーイングの関係 Kalpidou(2011) Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking 被引用 652
後続研究(この論文を引用している) 4本
- W1109 インスタグラム利用、社会的比較、自尊感情が社交不安に及ぼす影響:シンガポールにおける調査研究 Jiang(2020) Social Media + Society 主要400 被引用 282
- W0548 もうFOMOはいらない:ソーシャルメディアの制限は孤独と抑うつを減らす Hunt(2018) Journal of Social and Clinical Psychology 被引用 775
- W0846 Facebook利用、社会的比較、妬み、抑うつの相互作用 Appel(2016) Current Opinion in Psychology 被引用 538
- W1111 心理社会的ウェルビーイングとSNSへの没入:社会的比較志向と取り残される不安の媒介的役割 Reer(2019) New Media & Society 被引用 296
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- https://doi.org/10.1089/cyber.2014.0560
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文献表記(APA第7版)
影響力の指標
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- 被引用数
- Semantic Scholar 491(うち影響引用 36)・ OpenAlex 533
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- FWCI
- 73.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Impact of Technology on Adolescents
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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