世界の論文 ・ A09 測定・尺度 ・ W2145
幸せそのもの 実証
ウェルビーイング尺度は社会的望ましさを測っていない
Well-being scales do not measure social desirability.
R. McCrae(1986)Journal of Gerontology, 41(3), 390–392
ひとことで
幸福尺度の妥当性検証
社会的望ましさで補正するとかえって幸福感尺度の妥当性が下がり、自己報告の幸福感はおおむね信頼できることを示した。
要旨根拠:抄録
ウェルビーイング尺度が社会的に望ましい回答(良く見られたいという偏り)に汚染されているという主張を検証した研究である。成人男女62人を対象に、3つのウェルビーイング尺度を、配偶者など他者による神経症傾向(=不安や落ち込みやすさ)の評定と相関させ、Edwardsの社会的望ましさ尺度で統制する前後で比較した。社会的望ましさ自体が他者評定の神経症傾向と相関していたため、社会的望ましさで「補正」すると、外部基準から見たウェルビーイング尺度の妥当性はむしろ低下した。この結果は、ウェルビーイングの自己報告は一般に実態を反映した評価とみなせるという立場を支持する。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
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後続研究(この論文を引用している) 5本
- W0156 幸せなパーソナリティ――137の性格特性と主観的幸福感のメタ分析 Deneve(1998) Psychological bulletin 主要400 被引用 2,946
- W0256 主観的幸福感の評価――進展と機会 Diener(1994) Social Indicators Research 主要400 被引用 2,379
- W0595 Facebookから幸福への道:Facebook友達の数と自己呈示が主観的ウェルビーイングに与える効果 Kim(2011) Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking 主要400 被引用 914
- W0257 性格と主観的幸福感の関係の精緻化 Steel(2008) Psychological bulletin 被引用 1,787
- W0700 「愛と仕事」を加える:5因子モデル全体とウェルビーイング McCrae(1991) Personality and Social Psychology Bulletin 被引用 1,042
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1093/GERONJ/41.3.390
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- DOI
- 10.1093/GERONJ/41.3.390
文献表記(APA第7版)
McCrae, R. R. (1986). Well-being scales do not measure social desirability. Journal of Gerontology, 41(3), 390–392. https://doi.org/10.1093/geronj/41.3.390
影響力の指標
- 著名度スコア
- 8.7 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 89(うち影響引用 6)・ OpenAlex 77
- 年あたり被引用
- 2.2
- FWCI
- 3.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 6.6%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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