対象別利他行動尺度の作成と妥当性・信頼性の検討
Self-Report Altruism Scale Distinguished by the Recipient (SRAS-DR): Validity and reliability
小田 亮、大 めぐみ、丹羽 雄輝、五百部 裕、清成 透子、武田 美亜、平石 界(2013)心理学研究, 84(1), 28–36
家族・友人知人・見知らぬ人という相手別に利他行動を測る21項目の尺度を作成し、信頼性と妥当性を示した。
要旨根拠:抄録
進化の観点からは、誰に対して利他行動(=自分の損失を伴って他者を助ける行動)を行うかという、相手との関係が重要である。しかし日本の大学生向けの既存尺度は、行動の受け手を区別していなかった。研究1では、大学生が日常で行った利他行動を記述してもらい、受け手を家族、友人・知人、見知らぬ人に分類したうえで、探索的因子分析により各7項目、計21項目の尺度(SRAS-DR)を構成した。研究2では、関連する他の尺度や行動指標との有意な相関と、高い再検査信頼性が確認された。本尺度は、人間の利他性を相手との関係に応じて捉える研究に活用できる。
関係メモ——この研究のその後
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
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