主観的健康感尺度(SUBI)日本語版の作成と、信頼性、妥当性の検討
Production of The Subjective Well-being Inventory Japanese Edition: It's Reliability and Validity
藤南 佳代、園田 明人、大野 裕(1995)健康心理学研究, 8(2), 12–19
主観的健康感尺度SUBIの日本語版を作成し、全般的幸福感を含む7下位尺度の構造と信頼性・妥当性を示した。
要旨根拠:抄録
Sellら(1992)が作成したSubjective Well-being Inventory(SUBI)は、主観的な幸福感や心の健康を多面的に測る尺度である。本研究は、SUBIを日本語に翻訳し、その信頼性と妥当性を確認することを目的とした。229名を対象に質問紙調査を行い、因子分析の結果、「全般的幸福感」「動揺しやすさ」「社会的支援」「身体的不健康」「家族からの支援」「社会的接触の不足」「対処への自信」の7下位尺度が得られ、「身体的不健康」と「対処への自信」以外の5尺度は高い信頼性を示した。「全般的幸福感」と「対処への自信」はPOMS(=気分の状態を測る尺度)の肯定的感情と、「動揺しやすさ」と「身体的不健康」は否定的感情と正の相関を示した。さらに神経症の新規患者は健常者より幸福感と対処の得点が低く、臨床場面を含めて主観的well-beingを測る道具としての有用性が示された。
関係メモ——この研究のその後
- 日本語版・翻訳一覧外:Sell & Nagpal (1992)のWHO主観的健康感尺度(SUBI)の日本語版である
- 後続・発展J007 伊藤(2003)の主観的幸福感尺度がSUBIを参考に作られ、J401 髙嶺(2019)が環境認知と主観的健康感の研究に用いた
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
この論文が出てくる研究の系譜
研究のつながり
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文献表記(日本心理学会式)
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- 92.9 / 100 スコアとは
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- J-STAGE 47 ・ Crossref 33 ・ Semantic Scholar 29 ・ OpenAlex 36
- 年あたり被引用
- 1.5(J-STAGE)
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- 専門家判断(定番・古典)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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