世界の主要ウェルビーイング研究

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相互協調性の自己維持メカニズム

Interdependence as a self-sustaining set of beliefs

橋本 博文(2011)実験社会心理学研究, 50(2), 182–193

ひとことで
相互協調性の自己維持

日本人の相互協調性は個人の価値観ではなく、文化的に共有された「他者はそう期待する」という信念によって維持されることを示した。

要旨根拠:抄録

文化心理学で論じられてきた相互協調的自己観(=自分を他者との関係の中で捉え、周囲との調和を重んじる心のあり方)に焦点を当て、日本人の相互協調性が共有・維持されるプロセスを分析した研究である。文化的自己観尺度を用いた研究1・2から、現在の日本人は相互協調的な生き方を必ずしも好ましく受け入れているわけではなく、相互協調性は文化的に「共有」された信念であると主張した。研究3では相互協調的に振る舞う人への印象評定を扱い、協調的に振る舞えば他者から好意的な反応を得られるという予測と、それを生む共有信念の重要性を指摘した。つまり個々人の価値観ではなく、他者の行動原理についての共有信念が協調行動の誘因となり、その行動によって信念もまた維持されるという理解を示した。文化への制度アプローチの意義と、今後の文化心理学への示唆が論じられている。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤J026 内田(2008)の日本版自己価値の随伴性研究や、J032 北山(1995)の文化心理学的な自己観(相互協調的自己)に依拠
  • 後続・発展文化的幸福観の議論としてJ312 内田(2012)とつながる

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 1本

後続研究(この論文を引用している)

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論文ページ
https://doi.org/10.2130/jjesp.50.182
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DOI
10.2130/jjesp.50.182

文献表記(日本心理学会式)

橋本 博文 (2011). 相互協調性の自己維持メカニズム. 実験社会心理学研究, 50(2), 182–193. https://doi.org/10.2130/jjesp.50.182

影響力の指標

著名度スコア
90.7 / 100 スコアとは
被引用数
J-STAGE 29 ・ Crossref 16 ・ Semantic Scholar 21 ・ OpenAlex 20
年あたり被引用
1.8(J-STAGE)
主要100の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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