世界の主要ウェルビーイング研究

日本の論文 ・ B07 利他・親切・向社会性 ・ J051
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思いやり尺度の作成と妥当性の検討

Development and validation of a sympathy scale

内田 由紀子、北山 忍(2001)心理学研究, 72(4), 275–282

ひとことで
思いやり尺度の作成

日本文化の文脈に即した22項目の思いやり尺度を作成し、向社会的行動や共感、相互協調的自己観との関連を示した。

要旨根拠:抄録

他者への思いやりは日本の文化的文脈で重視される価値だが、その意味や実践に即した測定尺度は十分でなかった。本研究は、現代日本で共有されている思いやりの実践や意味をふまえ、22項目の対人的な思いやり尺度を作成した。3つの独立したサンプルで、尺度は十分な信頼性(α>.80)を示した。研究1では向社会的行動(=他者のためになる行動)の頻度と、研究2では情動的共感と正の相関がみられた。研究3では、思いやりは相互協調的自己観(=自分を他者との関係の中でとらえる見方)とともに一つの高次因子を形成し、相互独立的自己観と自尊感情からなる別の高次因子とは独立していた。思いやりが日本の文化的な自己のあり方と結びついていることを示し、文化と幸福の研究にもつながる成果である。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤J032 北山(1995)の相互協調的自己観の議論に依拠
  • 後続・発展J026 内田(2008)が日本版自己価値の随伴性尺度の妥当性検証で、J057 一言(2008)が負債感の日米比較で用いた

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。

先行研究(この論文が引用している)

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後続研究(この論文を引用している) 2本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.4992/jjpsy.72.275
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DOI
10.4992/jjpsy.72.275

文献表記(日本心理学会式)

内田 由紀子・北山 忍 (2001). 思いやり尺度の作成と妥当性の検討. 心理学研究, 72(4), 275–282. https://doi.org/10.4992/jjpsy.72.275

影響力の指標

著名度スコア
88.2 / 100 スコアとは
被引用数
J-STAGE 30 ・ Crossref 31 ・ Semantic Scholar 38 ・ OpenAlex 40
年あたり被引用
1.2(J-STAGE)
主要100の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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