主観的well-beingとその心理的要因の関係
The Relationships among Psychological Factors on Subjective Well-being
佐伯 政男、蓮沼 理佳、前野 隆司(2012)日本心理学会大会発表論文集, 76(0) 1PMB06
主観的幸福感とそれに関わる心理的要因の関係を調査し、幸せの4因子につながる分析結果を学会で報告した。
要旨根拠:本文
主観的well-beingに関わるとされる心理的要因を文献から27概念集め、81項目の質問にしてWeb調査を行った学会発表である。対象は年齢・性別を均等に割り付けた15〜75歳の日本人1500人で、人生満足度(SWLS)とポジティブ・ネガティブ感情も測った。因子分析で「自己実現と成長」「つながりと感謝」「楽観性」「マイペース」の4因子が得られた。4因子の得点で回答者を5つのクラスタに分けると、4因子すべてが高い群は人生満足度とポジティブ感情が最も高くネガティブ感情が低く、すべて低い群はその逆だった。今後は縦断調査や無作為抽出による検討が必要としている。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤J1161 蓮沼(2012)修士論文の約1,500人調査にもとづく因子分析の学会発表で、測定法の面ではJ1164 佐伯(2010)のセルフレコーディング手法に連なる
- 後続・発展一覧外:前野隆司『幸せのメカニズム』(講談社現代新書, 2013)で4因子として普及し、J1160 佐伯(2015)博士論文やJ1153 井上(2022)の職業生活版尺度へ発展した
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
この論文が出てくる研究の系譜
研究のつながり
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文献表記(日本心理学会式)
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- 学会発表論文集だが幸せの4因子の因子分析の初出として例外的に収録/要旨の見直し(2026-10):抄録欄なしの学会発表論文(1ページ)。PDF本文から要約。旧要旨の「87項目」は本論文の記載(27概念・81項目)と異なる(前野2016の講演論文では29項目87問と記載)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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