世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B06 社会的つながり・孤独・帰属 ・ W0054
主要400 ありがとう 尺度開発

UCLA孤独感尺度(第3版):信頼性、妥当性、因子構造

UCLA Loneliness Scale (Version 3): reliability, validity, and factor structure.

D. Russell(1996)Journal of Personality Assessment, 66(1), 20–40

ひとことで
UCLA孤独感尺度の検証

UCLA孤独感尺度第3版が高い信頼性と妥当性を持ち、単一の孤独感因子で捉えられることを示した。

要旨根拠:抄録

孤独感の測定で最もよく使われるUCLA孤独感尺度について、その第3版の心理測定的性質を検討した論文である。大学生、看護師、教師、高齢者を対象とした先行研究のデータを用いて、信頼性、妥当性、因子構造を分析した。内的一貫性はアルファ0.89〜0.94、1年間の再検査信頼性はr=0.73と高かった。他の孤独感指標と有意に相関し(収束的妥当性)、対人関係の充実度や健康・ウェルビーイングの指標とも関連した(構成概念妥当性)。確認的因子分析では、全体的な孤独感の因子に、項目の表現方向(肯定文か否定文か)による方法因子2つを加えたモデルがよく当てはまった。孤独感研究の標準的な測定具としての根拠を示した。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W0274 Cacioppo(2006)とW0318 Cacioppo(2010)がこの尺度で孤独感が抑うつに先行することを縦断的に示し、W0426 de Jong Gierveld(2006)が情緒的・社会的孤独を区別する6項目尺度を提示した。3項目短縮版(一覧外:Hughes et al., 2004)は大規模調査の標準となった
  • 統合(メタ分析)W0126 Holt-Lunstad(2015)が孤独感の死亡リスクを統合した
  • 日本語版・翻訳一覧外:舛田ほか(2012)が高齢者を対象に第3版日本語版を作成した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している)

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後続研究(この論文を引用している) 15本

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https://doi.org/10.1207/S15327752JPA6601_2
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DOI
10.1207/S15327752JPA6601_2

文献表記(APA第7版)

Russell, D. W. (1996). UCLA Loneliness Scale (Version 3): reliability, validity, and factor structure. Journal of Personality Assessment, 66(1), 20–40. https://doi.org/10.1207/s15327752jpa6601_2

影響力の指標

著名度スコア
96.2 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 5,598(うち影響引用 709)・ OpenAlex 5,919
年あたり被引用
180.6
FWCI
6.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 3.1%
分野(OpenAlex)
Health disparities and outcomes
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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