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抑うつ症状の特異的な危険因子としての孤独感:横断的・縦断的分析
Loneliness as a specific risk factor for depressive symptoms: cross-sectional and longitudinal analyses.
J. Cacioppo, M. E. Hughes, L. Waite et al.(2006)Psychology and Aging, 21(1), 140–151
ひとことで
孤独感と抑うつの関係
孤独感はソーシャルサポートやストレスとは独立に抑うつ症状の危険因子であり、両者が相互に影響し合うことを示した。
要旨根拠:抄録
孤独感が抑うつ症状の独自の危険因子であるかどうかを、中高年を対象とした2つの住民研究で検討した。研究1では54歳以上の全国代表サンプルへの電話調査で、年齢、性別、民族、学歴、所得、婚姻状況、ソーシャルサポート、知覚されたストレスを考慮しても、孤独感が高いほど抑うつ症状が多かった。研究2ではイリノイ州クック郡の50〜67歳の住民サンプルを3年間追跡し、敵意なども統制したうえで同様の関連を確認した。潜在成長モデル(=時間的変化を捉える統計手法)により、孤独感と抑うつ症状が時間とともに互いに影響し合うことが示された。孤独感と抑うつが相乗的に中高年のウェルビーイングを低下させうることを示唆した。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 3本
- W0054 UCLA孤独感尺度(第3版):信頼性、妥当性、因子構造 Russell(1996) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 5,598
- W0532 適応と幸福のセットポイントモデルの再検討――婚姻状態の変化への反応 Lucas(2003) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 1,314
- W0249 ライフイベントのストレスに対する緩衝要因としてのポジティブな出来事と社会的支援 Cohen(1983) Journal of Applied Social Psychology 被引用 2,976
後続研究(この論文を引用している) 9本
- W0063 孤独感は重要である:その帰結とメカニズムに関する理論的・実証的レビュー Hawkley(2010) Annals of Behavioral Medicine 主要400 被引用 4,226
- W0374 社会的・情動的な加齢 Charles(2010) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 1,473
- W0464 強さと脆弱性の統合(SAVI):成人期を通じた感情的ウェルビーイングのモデル Charles(2010) Psychological bulletin 主要400 被引用 1,068
- W0318 知覚された社会的孤立は私を悲しくさせる:シカゴ健康・加齢・社会関係研究における孤独感と抑うつ症状の5年間の交差遅延分析 Cacioppo(2010) Psychology and Aging 被引用 1,684
- W0404 高齢期の社会的孤立・孤独と健康:スコーピングレビュー Courtin(2017) Health and Social Care in the community 被引用 1,269
- W0588 ソーシャルメディアと孤独感:なぜインスタグラムの1枚の写真は千のツイートに勝るのか Pittman(2016) Computers in Human Behavior 被引用 809
- W0921 高齢者における社会的支援、社会的負担、孤独、幸福 Chen(2014) Journal of Social and Personal Relationships 被引用 491
- W0928 孤独の神経科学に向けて Cacioppo(2014) Psychological bulletin 被引用 531
- W2218 孤独な日本人高齢者の生きがいと生活満足度に関わる要因としてのソーシャルサポートと社会参加 Fukuzawa(2022) Ageing International 被引用 18
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1037/0882-7974.21.1.140
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- 10.1037/0882-7974.21.1.140
文献表記(APA第7版)
Cacioppo, J. T., Hughes, M. E., Waite, L. J., Hawkley, L. C., & Thisted, R. A. (2006). Loneliness as a specific risk factor for depressive symptoms: cross-sectional and longitudinal analyses. Psychology and Aging, 21(1), 140–151. https://doi.org/10.1037/0882-7974.21.1.140
影響力の指標
- 著名度スコア
- 81.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 2,250(うち影響引用 55)・ OpenAlex 2,433
- 年あたり被引用
- 107.1
- FWCI
- 23.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.2%
- 分野(OpenAlex)
- Health disparities and outcomes
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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