世界の主要ウェルビーイング研究

主要400 なんとかなる 実証

感情の媒介要因としてのコーピング

Coping as a mediator of emotion.

S. Folkman, R. Lazarus(1988)Journal of Personality and Social Psychology, 54(3), 466–475

ひとことで
コーピングと感情の関係

ストレス場面でのコーピングの仕方が、その後に経験するポジティブ・ネガティブ感情を変化させることを示した。

要旨根拠:抄録

コーピング(=ストレスへの対処の仕方)が感情に影響するという考えは臨床現場で広く共有されているが、研究では主に感情がコーピングに与える影響が扱われてきた。本研究はこの偏りを正すため、地域に住む2つのサンプルを対象に、最近経験したストレス場面、そこでの対処方法、場面の2つの段階で経験した感情を繰り返し測定した。8種類のコーピングが4組の感情をどの程度媒介するかを、残差を用いた階層的回帰分析で評価した。その結果、コーピングはすべての感情セットの変化と関連し、ある種のコーピングはポジティブ感情の増加と、別の種類はネガティブ感情の増加と結びついていた。対処の仕方が感情の経験を形づくることを示した研究である。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W1706 Lazarus(1982)の認知と感情の関係論に基づくストレス・コーピング理論を実証した
  • 後続・発展W0218 Folkman(2000)がストレス下のポジティブ感情とコーピングへ視点を広げ、W1318 Major(1998)が認知的評価とコーピングによるレジリエンスの説明に展開した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している)

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/0022-3514.54.3.466
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DOI
10.1037/0022-3514.54.3.466

文献表記(APA第7版)

Folkman, S., & Lazarus, R. S. (1988). Coping as a mediator of emotion. Journal of Personality and Social Psychology, 54(3), 466–475. https://doi.org/10.1037/0022-3514.54.3.466

影響力の指標

著名度スコア
75.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,158(うち影響引用 94)・ OpenAlex 1,915
年あたり被引用
55.3
FWCI
22.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.3%
分野(OpenAlex)
Emotional Intelligence and Performance
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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