世界の主要ウェルビーイング研究

主要400 やってみよう 実証

ジョブ・クラフティングが仕事の要求、仕事の資源、ウェルビーイングに与える影響

The impact of job crafting on job demands, job resources, and well-being.

M. Tims, A. Bakker, D. Derks(2013)Journal of Occupational Health Psychology, 18(2), 230–240

ひとことで
ジョブクラフティング縦断研究

従業員が自ら仕事の資源を増やすジョブ・クラフティングが、資源の増加を通じてウェルビーイングを高めることを示した。

要旨根拠:抄録

本縦断研究は、従業員が仕事の要求と資源を自ら形づくること(ジョブ・クラフティング=仕事の中身や人間関係を自発的に工夫・再設計すること)で、自身のウェルビーイングに影響を与えられるかを検討した。JD-Rモデルに基づき、クラフティングが要求と資源の変化を通じて、ワーク・エンゲイジメント、職務満足、バーンアウトに影響するという仮説を立てた。化学工場の従業員288人から1か月間隔で3時点のデータを収集し、構造方程式モデリングで分析した。最初の1か月に資源をクラフティングした従業員は、その後2か月で構造的・社会的資源が増加し、それがエンゲージメントと職務満足の向上、バーンアウトの低下につながった。挑戦的要求のクラフティングは要求自体を変えなかったが、ウェルビーイングを直接高めていた。従業員に自ら仕事を工夫する機会を与えるべきだと結論づけている。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0161 Tims(2012)のジョブ・クラフティング尺度とW0008 Bakker(2007)のJD-Rモデルに依拠した
  • 後続・発展W0694 Tims(2016)が仕事との適合や有意味感への効果を示し、W1094 Heuvel(2015)とW0966 Wingerden(2017)が介入研究へ発展させた
  • 統合(メタ分析)W1454 Boehnlein(2020)のメタ分析が、ジョブ・クラフティングとウェルビーイング・業績の正の関連を確認しつつ、社会文化による調整を示した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 13本

ほか 1 件

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1037/a0032141
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DOI
10.1037/a0032141

文献表記(APA第7版)

Tims, M., Bakker, A. B., & Derks, D. (2013). The impact of job crafting on job demands, job resources, and well-being. Journal of Occupational Health Psychology, 18(2), 230–240. https://doi.org/10.1037/a0032141

影響力の指標

著名度スコア
75.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,235(うち影響引用 77)・ OpenAlex 1,266
年あたり被引用
88.2
FWCI
81.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Job Satisfaction and Organizational Behavior
主要400の選定
概念枠(B04 フロー・やりがい・天職・有意味な仕事の上位3)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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