体育に適用された自己決定理論:システマティックレビューとメタ分析
Self-determination theory applied to physical education: A systematic review and meta-analysis.
D. Vasconcellos, P. Parker, Toni A Hilland et al.(2020)Journal of Educational Psychology, 112(7), 1444–1469
学校体育で自律的動機づけが適応的成果と正、不適応的成果と負に関連し、欲求充足が自律的動機を支えることを示した。
要旨根拠:抄録
本研究は、学校の体育授業という文脈で自己決定理論の証拠を総合的に検討した。システマティックレビューで特定した265研究のデータを、多層構造方程式モデリング(=入れ子構造のデータで変数間の関係を同時に推定する手法)によってメタ分析した。理論どおり、自律的動機づけは適応的な成果と正に、不適応的な成果と負に相関した。取り入れ調整は両方の成果とやや相関し、外的調整と無動機は適応的成果と負、不適応的成果と正の関係を示した。自律性・有能さ・関係性の充足は自律的動機づけと強く相関した。さらに、教師は自律性と有能さの経験に、仲間と教師の双方は関係性に影響していた。体育の場での欲求支援が子どもの動機づけと適応を支えることを示す。
研究のつながり
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