世界の主要ウェルビーイング研究

幸せそのもの 実証

米国一般人口と比較した米国医師のバーンアウトとワークライフバランス満足度

Burnout and satisfaction with work-life balance among US physicians relative to the general US population.

T. Shanafelt, Sonja Boone, Litjen L J Tan et al.(2012)Archives of Internal Medicine, 172(18), 1377

ひとことで
医師のバーンアウト全国調査

米国医師の約半数にバーンアウト症状があり、一般労働者より高率で、医療アクセスの最前線の診療科で最もリスクが高いことを示した。

要旨根拠:抄録

医師のバーンアウトに関するデータは多いものの、全米規模で有病率や診療科差、他職種との比較を行った研究はなかった。本研究は米国医師会の医師名簿から全診療科の医師に調査を行い、7,288人(回答率26.7%)の回答を、確率抽出による一般労働者3,442人と比較した。マスラック・バーンアウト尺度(MBI)で測定すると、医師の45.8%が少なくとも1つのバーンアウト症状を示し、家庭医療・一般内科・救急など医療アクセスの最前線にある診療科で特に高かった。一般労働者と比べ、医師はバーンアウト症状(37.9%対27.8%)やワークライフバランスへの不満(40.2%対23.2%)を抱きやすかった。医師のバーンアウトは他職種より一般的であり、最前線の診療科への対策が急務であることを示唆している。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展同じ全国調査の追跡として、W0178 Shanafelt(2015)が2014年に医師のバーンアウト率が約54%へ上昇したことを、W0812 Shanafelt(2022)が2011〜2020年の推移を、W0678 Shanafelt(2022)がコロナ禍の2021年に約63%へ急増したことを報告した
  • 統合(メタ分析)W0195 Rotenstein(2018)の系統的レビューは定義や測定のばらつきで有病率の推定が0〜80%と大きく異なることを示し、W0403 Panagioti(2017)は組織向け介入が個人向け介入より効果的であることを示した
  • 後続・発展W0289 Shanafelt(2017)が組織としての対策を提言した。

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 9本

後続研究(この論文を引用している) 15本

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https://doi.org/10.1001/ARCHINTERNMED.2012.3199
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10.1001/ARCHINTERNMED.2012.3199

文献表記(APA第7版)

Shanafelt, T. D., Boone, S. L., Tan, L., Dyrbye, L. N., Sotile, W. M., Satele, D., West, C. P., Sloan, J. A., & Oreskovich, M. R. (2012). Burnout and satisfaction with work-life balance among US physicians relative to the general US population. Archives of Internal Medicine, 172(18), 1377. https://doi.org/10.1001/archinternmed.2012.3199

影響力の指標

著名度スコア
92.8 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 3,308(うち影響引用 146)・ OpenAlex 3,498
年あたり被引用
220.5
FWCI
208.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Healthcare professionals’ stress and burnout

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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