経営リーダーシップと医師のウェルビーイング:エンゲージメントを高めバーンアウトを減らす9つの組織戦略
Executive Leadership and Physician Well‐being: Nine Organizational Strategies to Promote Engagement and Reduce Burnout
T. Shanafelt, J. Noseworthy(2017)Mayo Clinic proceedings, 92(1), 129–146
医師のバーンアウトを減らしエンゲージメントを高める9つの組織戦略を示し、メイヨー・クリニックでの実践例を紹介した。
要旨根拠:抄録
医療界が前例のない変化に直面する中、経営者には組織と協働する意欲的な医師が必要だが、全国調査では米国医師の少なくとも50%がバーンアウトを経験している。バーンアウトは疲弊・冷笑・効力感の低下を特徴とし、ケアの質、患者安全、医師の離職、患者満足度に影響する。多くの組織はバーンアウトを医師個人の責任とみなす誤った枠組みで運営されているが、これは組織システムの問題である。本論文は、バーンアウトの対極にあるエンゲージメント(=活力・献身・没頭)を高める9つの組織戦略を整理し、メイヨー・クリニックでの具体的な実践を紹介した。意図的・持続的・包括的な組織の取り組みは効果をもたらし、多くの介入は比較的安価で小さな投資でも大きな効果が得られるとしている。組織の最上層によるリーダーシップと継続的な関与が成功の鍵だと結論づけている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 14本
- W0012 バーンアウトの仕事の要求度-資源モデル Demerouti(2001) Journal of Applied Psychology 主要400 被引用 13,194
- W0027 短縮版質問紙によるワーク・エンゲージメントの測定 Schaufeli(2006) Educational and Psychological Measurement 被引用 7,848
- W0058 バーンアウト経験を理解する:最近の研究と精神医学への示唆 Maslach(2016) World Psychiatry 被引用 3,839
- W0086 米国一般人口と比較した米国医師のバーンアウトとワークライフバランス満足度 Shanafelt(2012) Archives of Internal Medicine 被引用 3,308
- W0110 マスラック・バーンアウト尺度マニュアル Maslach(1996) Consulting Psychologists Press 被引用 3,722
- W0114 トリプルエイムからクアドルプルエイムへ:患者のケアには提供者のケアが必要である Bodenheimer(2014) Annals of Family Medicine 被引用 3,109
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0205 ワーク・エンゲイジメント:産業保健心理学における新たな概念 Bakker(2008) Work & Stress 被引用 2,398
- W0304 米国外科医のバーンアウトと医療過誤 Shanafelt(2010) Annals of Surgery 被引用 1,935
- W0323 マインドフル・コミュニケーション教育プログラムと、プライマリケア医のバーンアウト・共感・態度との関連 Krasner(2009) Journal of the American Medical Association (JAMA) 被引用 1,670
- W0338 内科研修医プログラムにおけるバーンアウトと自己報告による患者ケア Shanafelt(2002) Annals of Internal Medicine 被引用 2,162
- W0516 事務負担および電子環境の特性と、医師のバーンアウト・職業満足度との関係 Shanafelt(2016) Mayo Clinic proceedings 被引用 1,011
ほか 2 件
後続研究(この論文を引用している) 5本
- W0131 医師のバーンアウト:要因、影響、解決策 West(2018) Journal of Internal Medicine 被引用 2,448
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0460 バーンアウト:理論と測定のレビュー Edú-Valsania(2022) International Journal of Environmental Research and Public Health 被引用 792
- W0678 COVID-19パンデミック最初の2年間における医師のバーンアウトとワークライフ統合満足度の変化 Shanafelt(2022) Mayo Clinic proceedings 被引用 483
- W0708 COVID-19流行下の武漢における最前線病棟と通常病棟で働く腫瘍科医師・看護師のバーンアウト頻度の比較 Wu(2020) Journal of Pain and Symptom Management 被引用 528
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1016/j.mayocp.2016.10.004
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- DOI
- 10.1016/j.mayocp.2016.10.004
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 80.1 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 1,623(うち影響引用 40)・ OpenAlex 1,777
- 年あたり被引用
- 162.3
- FWCI
- 214.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Healthcare professionals’ stress and burnout
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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