世界の主要ウェルビーイング研究

幸せそのもの 実証

ポジティブ感情治療(PAT)によるうつ・不安の治療:アンヘドニアの中核的特徴を対象とした無作為化臨床試験

Positive Affect Treatment for Depression and Anxiety: A Randomized Clinical Trial for a Core Feature of Anhedonia

M. Craske, A. Meuret, T. Ritz et al.(2019)Journal of Consulting and Clinical Psychology, 87(5), 457–471

ひとことで
報酬感受性を高める治療

報酬への感受性を高めるポジティブ感情治療が、従来型の認知行動療法よりポジティブ感情を高め症状も軽減することを示した。

要旨根拠:抄録

アンヘドニア(=楽しさや興味を感じられなくなる状態)は自殺リスクや再発の危険因子だが、既存の治療は負の感情を減らすことに重点があり、ポジティブ感情への効果は限られていた。本研究は、報酬感受性(=良いことに反応し喜びを感じる力)を高める新しい治療PATが、脅威への感受性を下げる認知行動療法(NAT)よりポジティブ感情を改善するかを検証した。ロサンゼルスとダラスの2施設で、重いうつ・不安症状をもつ96人を週1回・計15回のPATまたはNATに無作為に割り付けた。6か月後の追跡時点で、PATはPANAS(=ポジティブ・ネガティブ感情尺度)で測ったポジティブ感情をNATより大きく高め(d=.67)、負の感情、うつ、不安、ストレスも低く、自殺念慮の割合も1.7%対12.0%と少なかった。不調を減らすだけでなく、喜びを感じる力を直接育てる介入の重要性を示す結果である。

研究のつながり

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先行研究(この論文が引用している) 3本

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/ccp0000396
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DOI
10.1037/ccp0000396

文献表記(APA第7版)

Craske, M. G., Meuret, A. E., Ritz, T., Treanor, M., Dour, H. J., & Rosenfield, D. (2019). Positive Affect Treatment for Depression and Anxiety: A Randomized Clinical Trial for a Core Feature of Anhedonia. Journal of Consulting and Clinical Psychology, 87(5), 457–471. https://doi.org/10.1037/ccp0000396

影響力の指標

著名度スコア
40.3 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 378(うち影響引用 7)・ OpenAlex 470
年あたり被引用
47.2
FWCI
46.6(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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