世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A09 測定・尺度 ・ W0117
主要400 幸せそのもの 尺度開発 無料で読める

ポジティブ・ネガティブ感情尺度(PANAS):大規模な非臨床サンプルにおける構成概念妥当性、測定特性、基準値

The positive and negative affect schedule (PANAS): construct validity, measurement properties and normative data in a large non-clinical sample.

J. R. Crawford, J. Henry(2004)British Journal of Clinical Psychology, 43(3), 245–265

ひとことで
PANASの英国基準値

英国成人1003人でPANASの信頼性と妥当性を確認し基準値を示す一方、PAとNAが完全に独立という仮説は棄却した。

要旨根拠:抄録

PANAS(ワトソンら、1988年)の信頼性と妥当性を評価し、基準値(=比較の目安となる一般人口の得点分布)を示すことを目的とした横断研究である。英国の一般成人をおおむね代表する非臨床サンプル1003人にPANASを実施し、潜在構造の競合モデルを確認的因子分析で比較した。あわせて、人口統計学的変数の影響と、抑うつ・不安の尺度(HADS、DASS)との関係を分析した。最も適合したモデルは、ポジティブ感情(PA)とネガティブ感情(NA)の相関する2因子に、同じ気分下位カテゴリーの項目間の誤差相関を許容したものだった。属性の影響はごく小さく、属性間で測定の不変性が確認された。PANASは信頼性と妥当性の高い尺度だが、PAとNAが完全に独立という仮説は棄却されると結論づけた。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0002 Watson(1988)のPANASを英国の一般成人で検証し、W0452 Russell & Carroll(1999)の双極性をめぐる議論を踏まえて、PAとNAの完全な独立を仮定するモデルを棄却した(弱い負の相関を許すモデルが最適)
  • 後続・発展W0147 Thompson(2007)が国際的に使える短縮版I-PANAS-SFを開発した。

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 5本

後続研究(この論文を引用している) 10本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1348/0144665031752934
無料で読めるか
○ ブロンズ(出版社サイトで無料・ライセンス不明) 無料本文 ↗
DOI
10.1348/0144665031752934

文献表記(APA第7版)

Crawford, J. R., & Henry, J. D. (2004). The positive and negative affect schedule (PANAS): construct validity, measurement properties and normative data in a large non-clinical sample. British Journal of Clinical Psychology, 43(3), 245–265. https://doi.org/10.1348/0144665031752934

影響力の指標

著名度スコア
91 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 3,054(うち影響引用 264)・ OpenAlex 3,007
年あたり被引用
132.8
FWCI
20.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.4%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック