世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W1448
なんとかなる 実証 無料で読める

感情の想起バイアス:現実を歪めることでレジリエントになる

Affect Recall Bias: Being Resilient by Distorting Reality

D. Colombo, C. Suso-Ribera, J. Fernández-Álvarez et al.(2020)Cognitive Therapy and Research, 44(5), 906–918

ひとことで
感情記憶の歪みと回復力

過去のポジティブ感情を実際より多く思い出す人ほど、レジリエンスを介して心の健康が良好であることを示した。

要旨根拠:抄録

人は過去の感情体験を不正確に思い出しやすいが、その想起バイアス(=過去の感情を過大・過小に見積もる傾向)の仕組みや心の健康との関係は調べられていなかった。本研究は、スマートフォンを使った経験サンプリング法(=日常の中で繰り返しその時の状態を記録する方法)で92名の日々の感情を記録し、想起バイアス、メンタルヘルス、レジリエンスの関連を検討した。軽い抑うつ症状のある人はネガティブ感情を過大に思い出す傾向があった。一方、ポジティブ感情を過大に思い出す人は、過小に思い出す人や正確な人よりも心理的幸福が高く、抑うつと不安が低く、その関連はレジリエンスの高さを介していた。過去を楽観的に捉える適応的な「歪み」が心の健康を支えうることを示唆する。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 11本

後続研究(この論文を引用している)

この一覧の中には見つかっていません。

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1007/s10608-020-10122-3
無料で読めるか
○ ハイブリッド(購読誌のOA論文) 無料本文 ↗
DOI
10.1007/s10608-020-10122-3

文献表記(APA第7版)

Colombo, D., Suso-Ribera, C., Fernández-Álvarez, J., Cipresso, P., García-Palacios, A., Riva, G., & Botella, C. (2020). Affect Recall Bias: Being Resilient by Distorting Reality. Cognitive Therapy and Research, 44(5), 906–918. https://doi.org/10.1007/s10608-020-10122-3

影響力の指標

著名度スコア
18.8 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 142(うち影響引用 1)・ OpenAlex 170
年あたり被引用
20.3
FWCI
13.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.7%
分野(OpenAlex)
Mental Health Research Topics

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック