世界の論文 ・ B13 視野の広さ・畏敬・好奇心・心理的豊かさ ・ W1175
ありがとう 理論
高揚というポジティブ感情
The Positive Emotion of Elevation
J. Haidt(2000)Prevention & Treatment, 3(1)
ひとことで
道徳的高揚(エレベーション)
他者の美徳ある行為を目撃したときに生じる高揚(エレベーション)を、独自のポジティブ感情として提案した。
要旨根拠:抄録
それまで研究されてこなかった「高揚(エレベーション)」という感情を記述した論考である。高揚は、社会的な嫌悪感の反対にあたる感情と考えられ、人間の道徳的な美しさや美徳ある行いを目撃したときに引き起こされる。胸が温かくなる、光るような感覚をともない、自分も道徳的により良い人間になりたいと思わせる。また、高揚は他者と結びつき、助けたいという気持ちを高めるため、ポジティブ感情が視野を広げ資源を築くとするフレドリクソンの「拡張・形成理論」をよく示す例になると論じている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 1本
後続研究(この論文を引用している) 3本
- W0007 ポジティブ心理学におけるポジティブ感情の役割:拡張-形成理論 Fredrickson(2001) American Psychologist 主要400 被引用 15,016
- W0424 快楽を追うか美徳を追うか:快楽的動機とエウダイモニックな動機がもたらすウェルビーイングの違いと重なり Huta(2010) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 1,238
- W1434 今ここにいて、感謝する:マインドフルネス・感謝・従業員の援助行動に関する複数研究による検討 Sawyer(2021) Journal of Applied Psychology 被引用 119
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1037/1522-3736.3.1.33C
- 無料で読めるか
- × 有料(非OA)
- DOI
- 10.1037/1522-3736.3.1.33C
文献表記(APA第7版)
Haidt, J. (2000). The Positive Emotion of Elevation. Prevention & Treatment, 3(1). https://doi.org/10.1037/1522-3736.3.1.33c
影響力の指標
- 著名度スコア
- 33.6 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 366(うち影響引用 47)・ OpenAlex 348
- 年あたり被引用
- 13.6
- FWCI
- 1.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 16.6%
- 分野(OpenAlex)
- Psychology of Moral and Emotional Judgment
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと道徳的高揚(Moral Elevation)人の善い行いを見ると心が温まり、自分も良くなりたいと思える
- 名言集自尊感情とは、自己に対する肯定的または否定的な態度であるモリス・ローゼンバーグ
- 幸せに効くこと親切・利他行動人に親切にすると自分の幸福度が上がる。ただし『やらされ』では効かない
- 名言集陰徳あれば、必ず陽報あり『淮南子』人間訓
- 発達マップWaW:他者承認(見てもらえてる)の高め方(段階別)5つの発達段階で比べた表・ウェルビーイングと仕事のフレームワーク
- 禅語百選無功徳善行の見返りを期待する心には、功徳など無い。「どれだけ徳を積んだか」と数える心こそ、達磨が切り捨てたもの。
- 思想マップアドラー(個人心理学)自分は共同体の役に立っているという感覚(共同体感覚)を持って生きられれば、劣等感は勇気に変わり幸福は自ずと訪れる
- 調査・報告書Gallup 世界の感情レポート(Global Emotions Report/State of the World's Emotional Health)昨日、笑ったか・心配したかなどを世界の人に尋ね、日々の感情の明暗を国別に比べる年次報告書。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →