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ポジティブ心理学におけるポジティブ感情の役割:拡張-形成理論

The role of positive emotions in positive psychology: The broaden-and-build theory of positive emotions

B. Fredrickson(2001)American Psychologist, 56(3), 218–226

ひとことで
ポジティブ感情の拡張形成理論

ポジティブ感情が思考と行動の幅を広げ、長期的な個人資源を築くとする拡張-形成理論を提唱した。

要旨根拠:抄録

本論文は、新しく立ち上がりつつあったポジティブ心理学の中に、ポジティブ感情に関する理論的視点を位置づける。拡張-形成理論(=broaden-and-build theory)は、喜びや興味などのポジティブ感情を経験すると、その瞬間に思い浮かぶ考えや行動の選択肢が広がり、それが積み重なって身体的・知的・社会的・心理的な持続的資源が形成されると主張する。著者はこの理論を支持する初期の実証的証拠を概観し、今後検証すべき課題を示した。ポジティブ感情を経験する力は、人間のフラリッシングの研究にとって中心的な強みである可能性が示唆される。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0044 Fredrickson(1998)のポジティブ感情の機能論とW0275 Isen(1987)の創造的問題解決研究
  • 後続・発展W0112 Fredrickson & Branigan(2005)が注意と思考・行動レパートリーの拡張を実験で示し、W0177 Fredrickson(2008)が慈悲の瞑想による個人資源の形成を、W0243 Kok(2012)がポジティブ感情と迷走神経緊張の上昇スパイラルを報告した
  • 反証・修正同じ系列のW0197 Fredrickson & Losada(2005)のポジティビティ比2.9013は一覧外:Brown, Sokal & Friedman(2013)に数理的根拠の誤りを指摘されて撤回されたが、拡張形成理論そのものは否定されていない

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 15本

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https://doi.org/10.1037/0003-066X.56.3.218
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DOI
10.1037/0003-066X.56.3.218

文献表記(APA第7版)

Fredrickson, B. L. (2001). The role of positive emotions in positive psychology: The broaden-and-build theory of positive emotions. American Psychologist, 56(3), 218–226. https://doi.org/10.1037/0003-066x.56.3.218

影響力の指標

著名度スコア
99.4 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 15,016(うち影響引用 1,371)・ OpenAlex 14,839
年あたり被引用
577.5
FWCI
70.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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