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SNS上で上方比較対象に接することが自己評価と感情に与える影響のメタ分析

A Meta-Analysis of the Effects of Social Media Exposure to Upward Comparison Targets on Self-Evaluations and Emotions

Carly A. McComb, E. Vanman, Stephanie J. Tobin(2023)Media Psychology, 26(5), 612–635

ひとことで
SNS上方比較のメタ分析

SNS上で自分より恵まれた人に接すると、身体イメージ・幸福感・精神的健康・自尊感情がいずれも小〜中程度低下することを示した。

要旨根拠:抄録

SNSは日常生活に浸透し、他人と自分を比べる機会を無限に提供している。本研究は、SNSの文脈で上方比較の対象(=自分より魅力的・成功している人)に接することが自己評価と感情に与える因果的効果を、実験研究の統合によって明らかにすることを目的とした。系統的検索により48論文・参加者7,679人を特定し、118の効果量をマルチレベル・ランダム効果メタ分析(=多数の研究結果を統計的に統合する手法)にかけた。その結果、上方比較は下方比較や統制条件と比べて、自己評価と感情に全体として負の効果を持っていた(g=−0.24)。個別には、身体イメージ(g=−0.31)、主観的幸福感(g=−0.19)、精神的健康(g=−0.21)、自尊感情(g=−0.21)のすべてで有意な負の効果が見られた。SNS上の上方比較では、相手に同化するより対比して自分を低く評価する反応が支配的であることを示している。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0941 Wheeler & Miyake(1992)の日常の社会的比較研究とW0305 Vogel(2014)、W0518 Chou & Edge(2012)のSNS上方比較研究を統合したメタ分析
  • 論争SNS利用がウェルビーイングを下げるとするW0293 Kross(2013)の系列に対し、W0806 Verduyn(2020)は比較の種類によって影響が異なると論じており、本メタ分析は上方比較への接触に限ると悪影響が一貫することを示した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 8本

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論文ページ
https://doi.org/10.1080/15213269.2023.2180647
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DOI
10.1080/15213269.2023.2180647

文献表記(APA第7版)

McComb, C., Vanman, E. J., & Tobin, S. J. (2023). A Meta-Analysis of the Effects of Social Media Exposure to Upward Comparison Targets on Self-Evaluations and Emotions. Media Psychology, 26(5), 612–635. https://doi.org/10.1080/15213269.2023.2180647

影響力の指標

著名度スコア
29.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 153(うち影響引用 3)・ OpenAlex 156
年あたり被引用
38.2
FWCI
8.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.9%
分野(OpenAlex)
Impact of Technology on Adolescents
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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