世界の論文 ・ B14 物質主義・社会的比較(幸福を下げる要因) ・ W0941
ありのままに 実証
日常生活における社会的比較
Social Comparison in Everyday Life
Ladd Wheeler, Kunitate Miyake(1992)Journal of Personality and Social Psychology, 62(5), 760–773
ひとことで
日常の社会的比較と気分
日記法で日常の社会的比較を記録し、上方比較は否定的感情、下方比較は肯定的感情と結びつくことを示した。
要旨根拠:抄録
大学生94人が、新しい記録用紙(ロチェスター社会的比較記録)を使って2週間にわたり日常の社会的比較の詳細を記録した研究である。主な結果は4つある。(a)比較の方向(自分より上の人か下の人か)は相手との関係によって異なった。(b)比較の前に気分が落ち込んでいると、下方比較より上方比較が多く起こった。これは自分を高めたい動機によるモデルではなく、落ち込んだ気分が自分についての否定的な考えを呼び起こすというモデルを支持する。(c)上方比較は主観的幸福感を下げ、下方比較は高めた。(d)自尊心の高い人ほど、自分を高める比較を多く行っていた。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 4本
- W0047 自己不一致:自己と感情を関係づける理論 Higgins(1987) Psychology Review 主要400 被引用 7,060
- W0048 幻想とウェルビーイング——メンタルヘルスに関する社会心理学的視点 Taylor(1988) Psychological bulletin 主要400 被引用 8,186
- W0290 社会心理学における下方比較の原理 Wills(1981) Psychological Bulletin 主要400 被引用 2,755
- W0641 脅威下における社会的比較活動:下方評価と上方接触 Taylor(1989) Psychology Review 主要400 被引用 1,305
後続研究(この論文を引用している) 7本
- W0133 主観的幸福感――30年の進歩 Diener(1999) Psychological Bulletin 主要400 被引用 3,418
- W0305 社会的比較、ソーシャルメディア、自尊感情 Vogel(2014) Psychology of Popular Media Culture 主要400 被引用 1,368
- W1255 SNS上で上方比較対象に接することが自己評価と感情に与える影響のメタ分析 McComb(2023) Media Psychology 主要400 被引用 153
- W0683 なぜある人は他の人より幸せなのか:ウェルビーイングにおける認知的・動機的プロセスの役割 Lyubomirsky(2001) American Psychologist 被引用 988
- W0890 アプリシエーション(価値を味わう力):価値と意味を見いだす個人差は主観的幸福感の独自の予測因子である Adler(2005) Journal of Personality 被引用 608
- W1298 社会的比較の快楽的帰結:幸せな人と不幸せな人の対比 Lyubomirsky(1997) Journal of Personality and Social Psychology 被引用 395
- W1408 毎日が高校の同窓会:SNS上の比較と自尊感情 Midgley(2020) Journal of Personality and Social Psychology 被引用 139
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- DOI
- 10.1037/0022-3514.62.5.760
文献表記(APA第7版)
Wheeler, L. S., & Miyake, K. (1992). Social Comparison in Everyday Life. Journal of Personality and Social Psychology, 62(5), 760–773. https://doi.org/10.1037/0022-3514.62.5.760
影響力の指標
- 著名度スコア
- 44.7 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 706(うち影響引用 34)・ OpenAlex 670
- 年あたり被引用
- 20.2
- FWCI
- 10.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.5%
- 分野(OpenAlex)
- Behavioral Health and Interventions
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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