世界の論文 ・ A06 幸福の経済学(所得・失業・格差) ・ W1365
幸せそのもの 実証
国富論再訪:所得と生活の質
The wealth of nations revisited: Income and quality of life
E. Diener, C. Diener(1995)Social Indicators Research, 36(3), 275–286
ひとことで
国の所得と生活の質
101か国で豊かな国ほど幸福を含む32指標中26で生活の質が高く、悪かったのは自殺とCO2排出だけだった。
要旨根拠:抄録
経済的な豊かさは人間の生活の質を高めるのかを、101か国のデータで調べた研究である。幸福、社会秩序、社会正義など、人類に普遍的な価値を代表する32の指標を分析した。その結果、国の豊かさは32指標のうち26と有意に相関しており、豊かな国ほど生活の質が高かった。豊かな社会でかえって悪かったのは、自殺と二酸化炭素排出量だけだった。基本的な身体的ニーズは経済発展の早い段階で満たされ、高度な科学研究は社会のほぼ全員の基本的ニーズが満たされてはじめて行われていた。結論の限界についても論じている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 1本
後続研究(この論文を引用している) 7本
- W0223 失業中の心理的・身体的ウェルビーイング:メタ分析研究 McKee-Ryan(2005) Journal of Applied Psychology 主要400 被引用 2,165
- W0283 生活の質の測定――経済的・社会的・主観的指標 Diener(1997) Social Indicators Research 主要400 被引用 2,260
- W0444 主観的ウェルビーイング科学の進展と未解決の問い Diener(2018) Collabra: Psychology 主要400 被引用 946
- W0482 お金は主観的幸福感を高めるか Diener(2002) Social Indicators Research 主要400 被引用 1,464
- W0989 中国の謎:上昇する経済の中で低下する幸福 Brockmann(2009) Journal of Happiness Studies 被引用 478
- W1407 国の生活の質を測る価値に基づく指標 Diener(1995) Social Indicators Research 被引用 267
- W1438 経済成長が幸福をもたらすのか、幸福が経済成長をもたらすのか Kenny(1999) Kyklos 被引用 248
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1007/BF01078817
- 無料で読めるか
- × 有料(非OA)
- DOI
- 10.1007/BF01078817
文献表記(APA第7版)
Diener, E., & Diener, C. I. (1995). The wealth of nations revisited: Income and quality of life. Social Indicators Research, 36(3), 275–286. https://doi.org/10.1007/bf01078817
影響力の指標
- 著名度スコア
- 23.3 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 290(うち影響引用 17)・ OpenAlex 306
- 年あたり被引用
- 9.1
- FWCI
- 3.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 8.5%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと一人当たりGDP/国の豊かさ国が豊かになるほど生活評価は高い、ただし効くのは「評価」で「感情」ではない
- 名言集GDPは、人生を価値あるものにしているもの以外の、すべてを測っているロバート・F・ケネディ
- 禅語百選吾唯足知私は、足りていることを知っている。欲望を追いかける前に、すでに満ちていることに気づく。
- 幸せに効くこと経済成長率国が豊かになっても、格差が広がれば幸せは増えない
- 名言集満足は貧しい者を富ませ、不満は富める者を貧しくするベンジャミン・フランクリン
- 調査・報告書レガタム繁栄指数健康・教育・自由・家族や地域のつながりなど多くの統計を合わせ、国の「繁栄」を順位にする指数。
- 発達マップ経済学はどう発展してきたか5つの発達段階で比べた表・社会のシステム
- 思想マップケイパビリティ・アプローチ善き生とは、自分が価値あると考える生き方を実際に選べる実質的自由(ケイパビリティ=できることの幅)の広がりである(センとヌスバウムの理論)
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →