世界の論文 ・ A01 主観的幸福感・生活満足 ・ W0444
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主観的ウェルビーイング科学の進展と未解決の問い
Advances and Open Questions in the Science of Subjective Well-Being
E. Diener, Richard E. Lucas, S. Oishi(2018)Collabra: Psychology, 4(1)
ひとことで
主観的幸福感研究の到達点
主観的幸福感の測定、人口学的・性格的予測因、プロセス、政策利用に関する研究の進展と未解決の課題を整理した。
要旨根拠:抄録
主観的ウェルビーイングは過去15年で約17万件の論文や書籍が出版された非常に活発な研究領域である。この間、縦断研究や実験研究が増え、予測因と結果、その背後のプロセスへの理解が進んだ。また多くの関連が人々の文化や価値観、生活の文脈に依存することが明らかになり、理論もより精緻になった。本論文はディーナー、ルーカス、大石が、主観的ウェルビーイングの測定、人口学的・性格的な予測因、個人差を生むプロセスなど主要な研究領域を概観した総説である。さらに近年の大きな焦点である主観的ウェルビーイングの国民勘定を政策判断に用いる試みも検討し、残された問いを示している。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤W0016 Diener(1984)とW0133 Diener(1999)の総説系列を引き継ぐ到達点の整理で、同年のW0189 Diener(2018)と対をなす
- 後続・発展W1389 McGuire(2022)が現金給付の主観的幸福感への効果をメタ分析し、政策利用の論点を具体化した
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0002 ポジティブ感情とネガティブ感情の簡便な尺度の開発と妥当性検証:PANAS尺度 Watson(1988) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 41,735
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0007 ポジティブ心理学におけるポジティブ感情の役割:拡張-形成理論 Fredrickson(2001) American Psychologist 主要400 被引用 15,016
- W0016 主観的幸福感 Diener(1984) Psychological bulletin 主要400 被引用 14,738
- W0017 幸福と人間の潜在力について:快楽主義的・エウダイモニア的ウェルビーイング研究のレビュー Ryan(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 11,279
- W0025 心理的幸福感の構造再考 Ryff(1995) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 9,953
- W0039 頻繁なポジティブ感情の効用:幸福は成功をもたらすのか Lyubomirsky(2005) Psychological bulletin 主要400 被引用 7,237
- W0042 ポジティブ心理学の進展:介入の実証的検証 Seligman(2005) American Psychologist 主要400 被引用 5,621
- W0043 新しいウェルビーイング尺度:フラリッシングとポジティブ・ネガティブな感情を測る短縮尺度 Diener(2010) Social Indicators Research 主要400 被引用 4,673
- W0048 幻想とウェルビーイング——メンタルヘルスに関する社会心理学的視点 Taylor(1988) Psychological bulletin 主要400 被引用 8,186
- W2346 事業所単位における従業員満足・従業員エンゲージメントと事業成果の関係:メタ分析 Harter(2002) Journal of Applied Psychology 主要400 被引用 5,104
- W2347 職務満足と職務成績の関係:質的・量的レビュー Judge(2001) Psychological bulletin 主要400 被引用 5,099
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している) 3本
- W0778 主観的ウェルビーイングは健康に影響するのか、なぜ、いつ影響するのか:今後必要な研究 Diener(2017) Applied Psychology: Health and Well-Being 主要400 被引用 600
- W1389 低中所得国における現金給付が主観的ウェルビーイングとメンタルヘルスに与える影響の系統的レビューとメタ分析 McGuire(2022) Nature Human Behaviour 被引用 123
- W2181 日常生活における余暇とヘドニック・エウダイモニックなウェルビーイングの関係:経験サンプリング法による検討 Kono(2022) Leisure Sciences 被引用 22
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1525/collabra.115
- 無料で読めるか
- ○ ゴールド(OA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.1525/collabra.115
文献表記(APA第7版)
Diener, E., Lucas, R. E., & Oishi, S. (2018). Advances and Open Questions in the Science of Subjective Well-Being. Collabra: Psychology, 4(1). https://doi.org/10.1525/collabra.115
影響力の指標
- 著名度スコア
- 72.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 946(うち影響引用 62)・ OpenAlex 1,087
- 年あたり被引用
- 105.1
- FWCI
- 70.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
- 主要400の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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- 名言集心理的ウェルビーイングは、快楽ではなく、人間の潜在力の実現に関わる6つの次元からなるキャロル・リフ
- 調査・報告書Global Flourishing Study(グローバル・フラーリシング・スタディ)22か国・20万人以上を毎年追跡し、幸福・健康・意味・人柄・人間関係・経済の6領域を測るパネル調査。
- 調査・報告書英国国家統計局 国民のウェルビーイング測定(個人のウェルビーイング)英国政府の統計局が、4つの質問で国民の主観的ウェルビーイングを毎年測り、自治体別にも公表する仕組み。
- 幸せに効くことウェルビーイング政策(GNH・幸福予算)幸福を国の目標にする政策は増えているけど、国民が実際に幸せになったかの実証はまだありません
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