「我々は繰り返し行うことの結果である。ゆえに卓越とは行為ではなく習慣である」
We are what we repeatedly do. Excellence, then, is not an act, but a habit.
— アリストテレス(とされる) ウィル・デュラント『哲学物語』(1926)による要約
※『ニコマコス倫理学』の趣旨をデュラントが要約した文で、直接の言葉ではない
卓越性は日々の習慣に宿る
- 心理学では
- この名言は、習慣形成(同じ状況で繰り返した行動が、意識しなくても自然に出るようになる過程)による熟達を言い当てている。Lallyら(2010)は、新しい行動を毎日同じ場面で続けてもらう縦断研究を行った。その結果、繰り返すほど行動の自動性が高まり、たまに休んでも形成は大きく妨げられないことを示した。またEricssonら(1993)は音楽家を調べ、熟達した人ほど意図的練習(弱点に狙いを定めた集中的な練習)を長年積み重ねてきたことを明らかにした。ただし卓越を目指すなら、単なる反復に課題意識を組み合わせるとよい。毎日同じ時間と場所で小さな行動を続けることが、確かな力の土台になる。 参考:Lallyら(2010)「How are habits formed: Modelling h…」 ↗/Ericssonら(1993)「The role of deliberate practice in…」 ↗