世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A03 心理的幸福感・エウダイモニア ・ W0216
主要400 やってみよう 実証

幸福の2つの概念:自己表出性(エウダイモニア)と快楽的享受の対比

Two conceptions of happiness: Contrasts of personal expressiveness (eudaimonia) and hedonic enjoyment.

Alan S. Waterman(1993)Journal of Personality and Social Psychology, 64(4), 678–691

ひとことで
エウダイモニアと快楽の区別

自己表出性(エウダイモニア)と快楽的享受は強く関連するが区別できる2つの幸福であることを示した。

要旨根拠:抄録

アリストテレスのエウダイモニアの概念と快楽的な楽しみは、幸福についての2つの哲学的な考え方である。本研究は、大学生と大学院生を対象とした2つの研究(研究1は209人、研究2は249人)で、両者の重なりと違いを調べた。予想どおり、自己表出性(エウダイモニア)と快楽的な楽しみには強い正の相関があった。しかし、活動に伴って経験される2種類の幸福は、満足の機会、認知・感情成分の強さ、挑戦の水準、技能の水準、重要性の点で有意に異なっていた。2つの幸福は関連しつつも区別でき、自己実現がうまく進んでいることを示すのは快楽的な楽しみではなく自己表出性のほうだと考えられる。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W0017 Ryan(2001)がヘドニアとエウダイモニアを幸福研究の2伝統として整理し、W0130 Keyes(2002)が両者を実証的に統合し、W0424 Huta(2010)とW0463 Huta(2014)が動機としての区別と用語法を精緻化した
  • 論争一覧外:Kashdan, Biswas-Diener & King (2008)が両概念を区別することの実証的有用性に疑問を呈した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

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https://doi.org/10.1037/0022-3514.64.4.678
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DOI
10.1037/0022-3514.64.4.678

文献表記(APA第7版)

Waterman, A. S. (1993). Two conceptions of happiness: Contrasts of personal expressiveness (eudaimonia) and hedonic enjoyment. Journal of Personality and Social Psychology, 64(4), 678–691. https://doi.org/10.1037/0022-3514.64.4.678

影響力の指標

著名度スコア
84.5 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,761(うち影響引用 167)・ OpenAlex 2,672
年あたり被引用
81.2
FWCI
3.6(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 6.8%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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