世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W0071
主要400 なんとかなる 尺度開発

意志と道筋:希望の個人差を測る尺度の開発と妥当性の検証

The will and the ways: development and validation of an individual-differences measure of hope.

C. R. Snyder, C. Harris, John R. Anderson et al.(1991)Journal of Personality and Social Psychology, 60(4), 570–585

ひとことで
希望尺度の開発

目標に向かう意志(エージェンシー)と道筋(パスウェイ)の2要素から成る希望の尺度を開発し、妥当性を示した。

要旨根拠:抄録

希望を、目標に向かう決意である「エージェンシー(意志)」と、目標を達成する方法を計画する「パスウェイ(道筋)」の2つが互いに支え合う認知のセットと定義し、その個人差を測る尺度(希望尺度)を開発した。一連の研究で、尺度は十分な内的一貫性と再検査信頼性を示し、因子分析でエージェンシーとパスウェイの2成分が確認された。収束的・弁別的妥当性も確かめられ、希望尺度の得点は、他の自己報告尺度を超えて、目標に関わる活動や対処方略の予測力を上乗せした。予測された目標設定行動や、希望の高さに応じた目標評価の過程も裏づけられた。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W0081 Snyder(2002)が希望理論として体系化し、W0121 Luthans(2002)が希望を心理的資本の要素に取り込み、W1122 Feldman & Dreher(2012)が90分の介入で希望が高まることを示した
  • 先行・基盤W0055 Scheier(1985)の楽観性と区別し、道筋(パスウェイ)を加えた点が特徴である
  • 日本語版・翻訳一覧外:加藤・Snyder(2005)が日本版ホープ尺度の信頼性と妥当性を検証した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 4本

後続研究(この論文を引用している) 15本

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https://doi.org/10.1037/0022-3514.60.4.570
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10.1037/0022-3514.60.4.570

文献表記(APA第7版)

Snyder, C. R., Harris, C., Anderson, J. R., Holleran, S. A., Irving, L. M., Sigmon, S. T., Yoshinobu, L., Gibb, J., Langelle, C., & Harney, P. (1991). The will and the ways: development and validation of an individual-differences measure of hope. Journal of Personality and Social Psychology, 60(4), 570–585. https://doi.org/10.1037/0022-3514.60.4.570

影響力の指標

著名度スコア
93.9 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 4,829(うち影響引用 795)・ OpenAlex 3,796
年あたり被引用
134.1
FWCI
6.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 2.3%
分野(OpenAlex)
Optimism, Hope, and Well-being
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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