世界の主要ウェルビーイング研究

日本の論文 ・ B12 マインドフルネス・味わうこと ・ J043
主要100 ありのままに レビュー 対象:概念研究 無料で読める

マインドフルネスにみる情動制御と心理的治療の研究の新しい方向性

New directions for research of emotion regulation and psychological treatments: Potential benefits of mindfulness construct

杉浦 義典(2008)感情心理学研究, 16(2), 167–177

ひとことで
マインドフルネスと情動制御

マインドフルネスの概念が、情動制御と心理療法の研究に新しい方向性をもたらす可能性を論じた。

要旨根拠:抄録

マインドフルネスという概念が、情動制御(=自分の感情を調整すること)と心理的治療という関連し合う二つの研究領域にどんな利点をもたらすかを論じた展望論文である。マインドフルネスには、「意図的に、今この瞬間に、判断せずに注意を向ける」状態(Kabat-Zinn, 1994)と、注意を能動的に制御する介入としての瞑想という二重の意味がある。この特徴から、今後の研究の方向として、(1)多様な心理療法に共通する有効成分としての距離を置いた対処とその注意の基盤、(2)身体に注意を向けることの効用、(3)心理的ウェルビーイングにおける自分の価値へのコミットメントの重要性、の3点が提案された。マインドフルネス介入は、苦痛な思考にあえて焦点を当てないことや、測定・マニュアル化がしやすいことなどで既存の療法と異なる。こうした特徴が新しい研究を生み出す触媒になると期待されている。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展J129 平野(2013)がマインドフルネス瞑想の怒り低減効果を実験で検証した。測定面ではJ008 藤野(2015)が日本語版MAASを開発している

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。

先行研究(この論文が引用している)

この一覧の中には見つかっていません。

後続研究(この論文を引用している) 1本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.4092/jsre.16.167
無料で読めるか
○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
DOI
10.4092/jsre.16.167

文献表記(日本心理学会式)

杉浦 義典 (2008). マインドフルネスにみる情動制御と心理的治療の研究の新しい方向性. 感情心理学研究, 16(2), 167–177. https://doi.org/10.4092/jsre.16.167

影響力の指標

著名度スコア
90.3 / 100 スコアとは
被引用数
J-STAGE 33 ・ Crossref 12 ・ Semantic Scholar 10 ・ OpenAlex 15
年あたり被引用
1.7(J-STAGE)
主要100の選定
専門家判断(定番・古典)

被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック