大学生活における主観的ソーシャル・キャピタル尺度の開発
Subjective Social Capital Scale for University Life (SSCS-U) : Validity and Reliability
芳賀 道匡、高野 慶輔、羽生 和紀、坂本 真士(2017)教育心理学研究, 65(1), 77–90
大学生活の主観的ソーシャル・キャピタルを仲間・クラス・教員の3因子で測る尺度を開発し、主観的ウェルビーイングとの関連を示した。
要旨根拠:抄録
大学生が主観的に認知しているソーシャル・キャピタル(=人とのつながりや信頼がもたらす資源)を包括的に測る尺度として、33項目の大学生活における主観的ソーシャル・キャピタル尺度(SSCS-U)を開発することが目的である。2つの調査を通じて項目を選定し、因子構造の再現性、内的一貫性、再検査信頼性、他の心理社会的要因との関連を検討した。その結果、仲間、クラス、教員に関する3因子構造が確認され、再現性があった。内的一貫性と再検査信頼性も十分であり、ソーシャル・スキル、主観的ウェルビーイング、ソーシャル・キャピタル関連行動と関連していた。大学生活におけるつながりとウェルビーイングの研究を進める基盤となる尺度である。
研究のつながり
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先行研究(この論文が引用している) 4本
- J039 家族, 友だち, 見知らぬ人に対する向社会的行動 村上(2016) 教育心理学研究 主要100 被引用 30
- J154 精神的健康・幸福度をめぐる新たな二者関係理論とその実証方法 浅野(2015) 心理学研究 被引用 13
- J157 大学生活におけるソーシャル・キャピタルと主観的ウェルビーイングの関連 芳賀(2016) 心理学研究 被引用 12
- J318 大学生活における主観的ソーシャル・キャピタルが,抑うつや主観的ウェルビーイングに与える影響―ネットワーク・サイズとの比較から― 芳賀(2015) ストレス科学研究 被引用 8
後続研究(この論文を引用している)
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