理科教育における学習意欲の構造に関する研究(3)ー理科教育用自己効力感測定尺度(SESSE: Self-Efficacy Scale for Science Education)の開発一
A Study on the Structure of Motivations for Academic Achievements in Science Education (3) -Development of a Questionnaire to Measure Self-Efficacy for Science Education-
鈴木 誠(1996)日本理科教育学会研究紀要, 36(3), 1–11
統制感・手段保有感・手段の認識からなる58項目の理科教育用自己効力感尺度を作成し、信頼性と構成概念妥当性を確認した。
要旨根拠:抄録
高校理科の学習意欲の構造を明らかにするため、行動に表れにくい認知・感情面を捉える方法の開発を目指した。著者は自己効力感(=自分はやればできるという見込み)に着目し、SkinnerらのCAMI理論を基にした尺度を高校理科の文脈に合わせて翻訳・修正した。不良項目を除き、統制感8項目、手段保有感22項目(努力・能力・運・教師)、手段の認識28項目(努力・能力・運・教師・未知の原因)の計58項目からなる理科教育用自己効力感測定尺度(SESSE)を作成した。内部一貫性による信頼性と因子的妥当性による構成概念妥当性が確認された。教育現場で生徒の自己効力感を測り、学習意欲を分析的に把握するのに利用できる尺度である。
研究のつながり
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