世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B09 自己効力感・統制感 ・ W0392
なんとかなる 実証

社会階層による健康とウェルビーイングの差を調整する要因としての統制感

The sense of control as a moderator of social class differences in health and well-being.

M. Lachman, Suzanne L. Weaver(1998)Journal of Personality and Social Psychology, 74(3), 763–773

ひとことで
統制感と所得格差

低所得でも統制感が高い人は高所得層と同程度の健康と幸福を示し、統制感が社会階層による格差を和らげることを示した。

要旨根拠:抄録

所得による健康や幸福の格差を、統制感(=自分の人生を自分でコントロールできるという感覚)が和らげるかを検討した研究である。25〜75歳の男女を対象とした3つの全国確率標本(1,014人、1,195人、3,485人)を用い、統制感を熟達感(マスタリー)と知覚された制約の2側面で測定した。低所得の人ほど熟達感が低く制約感が高く、健康状態も悪かった。階層的重回帰分析では、どの所得層でも熟達感が高く制約感が低いほど、健康が良く、生活満足が高く、抑うつ症状が少なかった。さらに、最低所得層でも統制感が高い人は、高所得層に匹敵する健康と幸福を示した。統制感のような心理社会的要因が、社会階層による健康格差の理解に役立つことを示唆する。

研究のつながり

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https://doi.org/10.1037//0022-3514.74.3.763
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DOI
10.1037//0022-3514.74.3.763

文献表記(APA第7版)

Lachman, M. E., & Weaver, S. L. (1998). The sense of control as a moderator of social class differences in health and well-being. Journal of Personality and Social Psychology, 74(3), 763–773. https://doi.org/10.1037//0022-3514.74.3.763

影響力の指標

著名度スコア
74.9 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,691(うち影響引用 133)・ OpenAlex 1,167
年あたり被引用
58.3
FWCI
11.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 1.0%
分野(OpenAlex)
Health disparities and outcomes

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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