世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A01 主観的幸福感・生活満足 ・ W0133
主要400 幸せそのもの レビュー

主観的幸福感――30年の進歩

Subjective Well-Being: Three Decades of Progress

E. Diener, E. Suh, Richard E. Lucas et al.(1999)Psychological Bulletin, 125(2), 276–302

ひとことで
主観的幸福研究の30年

主観的幸福感研究の30年を総括し、人口統計的要因の影響は小さく、性格・適応・目標・文化が重要であることを整理した。

要旨根拠:抄録

主観的幸福感(SWB)研究の30年の進展をまとめた総説である。1967年のウィルソンの総説は、幸せな人は若く健康で、教育程度と収入が高く、外向的で楽観的な既婚者などだと結論したが、そのいくつかは覆され、若さや控えめな志はもはや幸福の前提条件とは見なされていない。本論文はウィルソンの結論に関する現在の証拠を検討し、気質の影響、出来事への慣れ(適応)、目標、対処方略を重視する現代の理論を論じた。今後の課題として、心理的要因と生活環境の相互作用、幸福に至る因果の経路、適応の過程、要因ごとに生活満足・快感情・不快感情への影響が異なる理由の解明を挙げている。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0156 Deneve(1998)の性格メタ分析とW0474 Lykken(1996)の遺伝研究を踏まえ、人口統計要因より性格・適応が重要と整理した
  • 後続・発展W0189 Diener(2018)とW0444 Diener(2018)が20年後の到達点と未解決問題を更新し、W0085 Dolan(2008)が経済学側から規定要因をレビューした
  • 反証・修正適応をほぼ完全とみる見方は、W0535 Lucas(2004)やW0449 Luhmann(2011)が失業などでは適応が不完全であることを示し、W0292 Diener(2006)自身が快楽の踏み車モデルを修正した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

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https://doi.org/10.1037/0033-2909.125.2.276
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10.1037/0033-2909.125.2.276

文献表記(APA第7版)

Diener, E., Suh, E. M., Lucas, R. E., & Smith, H. L. (1999). Subjective Well-Being: Three Decades of Progress. Psychological Bulletin, 125(2), 276–302. https://doi.org/10.1037/0033-2909.125.2.276

影響力の指標

著名度スコア
89.9 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 3,418(うち影響引用 169)・ OpenAlex 11,495
年あたり被引用
122.1
FWCI
108.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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