世界の論文 ・ A03 心理的幸福感・エウダイモニア ・ W0550
主要400 幸せそのもの レビュー
心理的ウェルビーイング:その意味、測定、心理療法研究への含意
Psychological well-being: meaning, measurement, and implications for psychotherapy research.
C. Ryff, B. Singer(1996)Psychotherapy and Psychosomatics, 65(1), 14–23
ひとことで
心理的WBの意味と測定
6次元の心理的ウェルビーイングモデルを示し、その測定研究と心理療法研究への含意を整理した。
要旨根拠:抄録
多様な理論や哲学から導かれたポジティブな心理的機能のモデルを示した総説である。ウェルネスの6つの主要次元(自己受容、他者との良好な関係、自律性、環境制御力、人生の目的、個人的成長)を定義し、それを測定した実証研究と社会人口学的な相関を要約した。個別の人生の出来事や長く続く経験を扱った研究から、ウェルビーイングの違いを探った。抑うつとウェルビーイングを組み合わせて定義した、心理的に脆弱な人とレジリエントな人の生活史もまとめた。ポジティブな機能に焦点を当てることが、心理療法、生活の質、心身の結びつきの研究にもつ意味を論じた。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤W0013 Ryff(1989)の6次元モデルとW0025 Ryff(1995)の構造の再検証を、臨床・心理療法研究への応用に向けて整理した
- 後続・発展W1401 Fava(1999)がこのモデルに基づくウェルビーイング療法を体系化し、W1366 Ruini(2009)が学校介入に応用した。W0090 Ryff(2013)がその後の科学と実践の進展をまとめている
- 論争一覧外:Springer & Hauser (2006)が6次元のうち複数の次元の弁別性が低いと指摘し、一覧外:Ryff & Singer (2006)が6因子構造を擁護した
- W0435 Chida(2008)が心理的ウェルビーイングの高さが死亡率の低さと関連することを前向き研究のメタ分析で示した
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している) 13本
- W0042 ポジティブ心理学の進展:介入の実証的検証 Seligman(2005) American Psychologist 主要400 被引用 5,621
- W0090 心理的ウェルビーイング再訪:科学と実践の進展 Ryff(2013) Psychotherapy and Psychosomatics 主要400 被引用 2,649
- W0130 ウェルビーイングの最適化:2つの研究伝統の実証的な出会い Keyes(2002) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 3,299
- W0201 ポジティブな人間の健康の輪郭 Ryff(1998) Psychological Inquiry 主要400 被引用 2,759
- W0435 ポジティブな心理的ウェルビーイングと死亡率:前向き観察研究の定量的レビュー Chida(2008) Psychosomatic Medicine 主要400 被引用 1,498
- W0779 性格の強み、幸福への志向性、生活満足度 Peterson(2007) The Journal of Positive Psychology 主要400 被引用 731
- W0366 幸福への志向性と生活満足:充実した人生と空虚な人生 Peterson(2005) Journal of Happiness Studies 被引用 1,528
- W0475 主観的ウェルビーイング――全体的概観 Diener(2009) South African Journal of Psychology 被引用 1,296
- W1339 臨床標本における人生の目的、人生満足度、自殺念慮 Heisel(2004) Journal of Psychopathology and Behavioral Assessment 被引用 310
- W1366 青年期の心理的ウェルビーイングを促進する学校介入 Ruini(2009) Journal of Behavior Therapy and Experimental Psychiatry 被引用 252
- W1380 レジリエンスが重要である:COVID-19パンデミック下における性格と心理的機能の関連の説明 Kocjan(2020) International Journal of Clinical and Health Psychology 被引用 155
- W1401 ウェルビーイング療法:概念的・技法的課題 Fava(1999) Psychotherapy and Psychosomatics 被引用 284
ほか 1 件
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- 10.1159/000289026
文献表記(APA第7版)
Ryff, C. D., & Singer, B. H. (1996). Psychological well-being: meaning, measurement, and implications for psychotherapy research. Psychotherapy and Psychosomatics, 65(1), 14–23. https://doi.org/10.1159/000289026
影響力の指標
- 著名度スコア
- 66.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 1,390(うち影響引用 62)・ OpenAlex 1,298
- 年あたり被引用
- 44.8
- FWCI
- 107.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Health, psychology, and well-being
- 主要400の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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