世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A03 心理的幸福感・エウダイモニア ・ W0013
主要400 幸せそのもの 尺度開発 無料で読める

幸福がすべてか?――心理的幸福感の意味の探究

Happiness is everything, or is it? Explorations on the meaning of psychological well-being.

C. Ryff(1989)Journal of Personality and Social Psychology, 57(6), 1069–1081

ひとことで
心理的幸福感6次元の提唱

自己受容や人生の目的など6次元の心理的幸福感を操作化し、従来の幸福指標では捉えられない側面があることを示した。

要旨根拠:抄録

当時の心理的幸福感の測定は理論的根拠が乏しく、ポジティブな心の機能に関する豊かな理論的蓄積が反映されていなかった。本論文はその理論群から、自己受容、他者との良好な関係、自律性、環境制御力(=周囲の状況をうまく扱える感覚)、人生の目的、人格的成長の6次元を導き、尺度として操作化した。若年・中年・高齢の男女321人が、これらの尺度と、感情バランス、生活満足、自尊感情、統制の所在、抑うつなど従来の指標に回答した。その結果、他者との良好な関係、自律性、人生の目的、人格的成長は従来指標と強く結びついておらず、ポジティブな機能の重要な側面が実証研究で見落とされてきたことが示された。年齢による差も、従来研究より細かく分化したパターンを示した。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W0025 Ryff & Keyes(1995)が全国標本で6因子構造を検証し、W0109 Ryff & Singer(2008)とW0090 Ryff(2013)が理論と応用の進展を総括した
  • 後続・発展W0017 Ryan & Deci(2001)がエウダイモニア的幸福の代表として位置づけ、W0052 Keyes(2002)がフラリッシングの診断枠組みに組み込んだ
  • 日本語版・翻訳一覧外:西田(2000)の心理的well-being尺度

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 8本

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https://doi.org/10.1037/0022-3514.57.6.1069
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DOI
10.1037/0022-3514.57.6.1069

文献表記(APA第7版)

Ryff, C. D. (1989). Happiness is everything, or is it? Explorations on the meaning of psychological well-being. Journal of Personality and Social Psychology, 57(6), 1069–1081. https://doi.org/10.1037/0022-3514.57.6.1069

影響力の指標

著名度スコア
99.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 14,608(うち影響引用 1,887)・ OpenAlex 13,820
年あたり被引用
384.4
FWCI
9.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 1.5%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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