世界の主要ウェルビーイング研究

ありのままに 実証

誰が誰と比べるのか?ヨーロッパにおける所得比較の構造

Who Compares to Whom? The Anatomy of Income Comparisons in Europe

A. Clark, Claudia Senik(2010)Social Science Research Network, 120(544), 573–594

ひとことで
所得比較の強さと方向

所得比較は欧州人の4分の3が重視し、比較するほど主観的幸福感が低く、同僚との比較が最も多いことを示した。

要旨根拠:抄録

相対所得理論(=自分の所得の絶対額より他者との差が幸福を左右するという考え)は広く論じられてきたが、人が「どれくらい」「誰と」所得を比べているかの直接的証拠は乏しかった。本研究はヨーロッパの大規模調査データを用い、所得比較の強さと比較対象を直接尋ねた回答を分析した。その結果、欧州人の約4分の3が所得比較を少なくともある程度重要と考えており、比較を重視する人ほど主観的幸福感が低く、所得再分配への要求も強かった。富裕層は比較をあまりせず、比較する場合も平均より幸福であった。比較対象としては同僚が最も多く挙げられ、同僚と比べる人は他の基準と比べる人より幸福であった。社会的比較が幸福と再分配選好の双方に関わることを示す実証である。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.1111/J.1468-0297.2010.02359.X
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DOI
10.1111/J.1468-0297.2010.02359.X

文献表記(APA第7版)

Clark, A. E., & Sénik, C. (2010). Who Compares to Whom? The Anatomy of Income Comparisons in Europe. Social Science Research Network, 120(544), 573–594. https://doi.org/10.1111/j.1468-0297.2010.02359.x

影響力の指標

著名度スコア
58.6 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 743(うち影響引用 65)・ OpenAlex 658
年あたり被引用
43.7
FWCI
50.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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