カミングアウト、隠蔽、本来感:LGBの人々の心理的苦痛とウェルビーイングとの関連
Outness, Concealment, and Authenticity: Associations With LGB Individuals’ Psychological Distress and Well-Being
Ellen D. B. Riggle, S. Rostosky, Whitney W. Black et al.(2017)Psychology of Sexual Orientation and Gender Diversity, 4(1), 54–62
LGBの人々では、性的指向の開示や隠蔽とは別に、本来感が高い幸福と低い苦痛に独自に関連することを示した。
要旨根拠:抄録
カミングアウトの程度(アウトネス)、隠すこと(隠蔽)、本来感は、いずれもLGBの人々のウェルビーイングに重要だとされる。LGBの参加者373人のデータで、3つがそれぞれ独自に心理的ウェルビーイング、抑うつ症状、知覚されたストレスとどう関連するかを調べた。階層的回帰分析の結果、アウトネスが高い人ほど抑うつ症状が多かった(仮説とは逆だが、差別やマイノリティ・ストレスにさらされやすくなるという先行研究と整合する)。LGBであることを隠す程度が高い人ほど心理的ウェルビーイングが低く抑うつ症状が多かった。LGBとしての本来感が高い人ほど、ウェルビーイングが高く、抑うつ症状と知覚ストレスが少なかった。
研究のつながり
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