幸福↓ 幸せを損なう 確度C単発〜少数の研究
自己隠蔽(Self-Concealment)
苦痛な私的情報を人に隠す傾性
つらい秘密を抱え続けると、心と体にじわじわ響く
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
×負人生満足と負
感情のバランス(PANAS)
○正NA正
- ほかの幸福度指標
- 抑うつ・身体愁訴 正
- なぜ効くのか
- 抑制負荷・孤立
- 幸せの4因子
- ありがとうを損なうありのままにを損なう ありのままに(逆)/ありがとう(逆)
こうすると更に効く
自己隠蔽とは、苦痛な私的情報を人に隠し続ける傾向のことで、人生満足と負、抑うつや身体の不調と正の関連があります(Larson & Chastain, 1990)。仕組みは隠し続けることの抑制負荷と孤立なので、和らげるコツは「全部を全員に話す」ではなく「一つを一人に話す」ことです。相手は、評価せず聞いてくれる人を選ぶのが大事で、専門家やカウンセラーもその候補です。話すのが難しければ、書いて外に出すだけでも負荷は減ると考えられています。
気をつけること
確度はCで、2021年以降の専用メタ分析は未確認、根拠はまだ弱めです。横断研究が中心で、抑うつがあるから隠したくなる、という逆方向も考えられます。打ち明ける相手を間違えると傷つく経験になるので、安全な相手かどうかを先に見極めることが大切です。秘密を抱えたつらさが続くときは、守秘義務のある専門家に話すのが安全な選択肢です。
最初の一歩
誰にも言っていないことを一つ思い浮かべて、「もし話すなら誰に」だけ考えてみてください。話さなくてOKです。候補が一人浮かべば、それが最初の一歩です。
主要な研究
- Self-Concealment Scale(Larson & Chastain, 1990)
メモ:本来性・自己隠蔽の対比に有用。v2.6:2021年以降の専用メタは未確認(最新の総説はLarson et al., 2015の統合レビュー)
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「人とのかかわり方」の項目
幸福↓ A マキャベリアニズム/サイコパシー(Dark Triad) 人を駒のように扱う心のクセは、本人の幸せも削ってしまう 幸福↓ A 拒絶感受性(Rejection Sensitivity) 「嫌われたかも」の先読みが、実際の関係を遠ざけてしまう 幸福↑ A 寛容・許し 許しは相手のためではなく、自分の怒りを手放すため 幸福↓ B 特性妬み(Dispositional Envy) 妬みの習慣は、感謝の入口をふさいでしまう 幸福↑ B 愛する力(VIA:Love) 親密な関係を「築いて味わう」力は、幸せの上位徳性 幸福↓ B 個人的苦痛(Personal Distress) 人の苦しみに「自分がつらくなる」共感は、幸せを下げやすい 幸福↑ C 共感的関心(Empathic Concern) 人の苦境に「温かく」向き合える人は、つながりの幸せを得やすい 幸福↑ A 対人的信頼(Interpersonal Trust) 「人はだいたい信頼できる」と思える人は、幸せもはっきり高い
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- 主要研究カミングアウト、隠蔽、本来感:LGBの人々の心理的苦痛とウェルビーイングとの関連Riggle(2017)・LGBの人々では、性的指向の開示や隠蔽とは別に、本来感が高い幸福と低い苦痛に独自に関連することを示した。
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