世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B11 本来感・自律性・自己一致 ・ W0427
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本来的なパーソナリティ:理論的・実証的な概念化と本来感尺度の開発

The Authentic Personality: A Theoretical and Empirical Conceptualization and the Development of the Authenticity Scale

Alex M. Wood, P. Linley, J. Maltby et al.(2008)Journal of Counseling Psychology, 55(3), 385–399

ひとことで
本来感尺度の開発

本来感を自己疎外・本来的な生き方・外的影響の受容の3因子で測る尺度を開発し、ウェルビーイングとの強い関連を示した。

要旨根拠:抄録

カウンセリング心理学の複数の理論は、本来感(=本当の自分に沿って生きている感覚)がウェルビーイングの要であると考えてきたが、それを直接検証する道具が乏しかった。本論文は特性としての本来感を測る尺度を開発し、本来感とウェルビーイングの関連を検証した。尺度は、自己疎外(本当の自分が分からない感覚)、本来的な生き方(自分の価値観に沿って行動すること)、外的影響の受容(他者の期待に合わせてしまうこと)という3要素からなる構成で設計され、探索的因子分析で支持された。多群の確認的因子分析で、因子負荷がサンプル、民族、性別を通じて等しいことも示された。尺度はBig Fiveと十分に区別され、社会的望ましさとは無相関で、2〜4週間の再検査相関はr = .78〜.91であった。各下位尺度は自尊感情や主観的・心理的ウェルビーイングと強く関連し、本来感をウェルビーイングの中核とする理論を初めて直接検証した。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0681 Sheldon(1997)の真の自己の研究や一覧外:Barrett-Lennard(1998)の人間中心理論に依拠した
  • 後続・発展W1379 Bosch(2013)が職場版本来感尺度を開発し、W1291 Lenton(2013)とW1493 Sedikides(2017)が状態としての本来感へ展開した
  • 統合(メタ分析)W1219 Sutton(2020)のメタ分析が、本来感とウェルビーイング・エンゲージメントの中程度の正の関連を確認した
  • 日本語版・翻訳日本では一覧外:伊藤・小玉(2005)が独自の本来感尺度を作成している

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

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先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/0022-0167.55.3.385
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DOI
10.1037/0022-0167.55.3.385

文献表記(APA第7版)

Wood, A. M., Linley, P. A., Maltby, J., Baliousis, M., & Joseph, S. (2008). The Authentic Personality: A Theoretical and Empirical Conceptualization and the Development of the Authenticity Scale. Journal of Counseling Psychology, 55(3), 385–399. https://doi.org/10.1037/0022-0167.55.3.385

影響力の指標

著名度スコア
73.2 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,186(うち影響引用 199)・ OpenAlex 1,230
年あたり被引用
62.4
FWCI
17.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.6%
分野(OpenAlex)
Personality Traits and Psychology
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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