世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W0102
主要400 なんとかなる 尺度開発
レジリエンス尺度の開発と心理測定的評価
Development and psychometric evaluation of the Resilience Scale.
G. Wagnild, H. Young(1993)Journal of Nursing Measurement, 1(2), 165–78
ひとことで
レジリエンス尺度の開発
地域在住の高齢者を対象に25項目のレジリエンス尺度を開発し、その信頼性と妥当性を示した。
要旨根拠:抄録
レジリエンス(=逆境から立ち直り、適応していく力)を測る信頼できる尺度はまだ十分でなかった。本研究は、地域在住の高齢者810人を対象に、25項目からなるレジリエンス尺度(RS)の開発と初期の心理測定的評価を行った。主成分分析と斜交回転の結果、「個人的な能力」と「自己と人生の受容」の2因子構造が示された。身体的健康、モラール、生活満足度といった適応の指標とは正の相関、抑うつとは負の相関が見られ、併存的妥当性が支持された。内的一貫性による信頼性も確認され、RSがレジリエンスを測る尺度として有用であることが示された。
関係メモ——この研究のその後
- 後続・発展W0810 Ahern(2006)のレビューは青年への適用に最も適した尺度としてRSを評価し、W0180 Windle(2011)の方法論的レビューも主要尺度の一つとして比較した(最高評価はCD-RISC、RSA、BRS)
- W0029 Smith(2008)の簡易レジリエンス尺度やW0486 Friborg(2003)のRSAなど後続の尺度開発の比較基準となった
- 日本語版・翻訳一覧外:Nishi et al. (2010)が日本語版RSと短縮版の信頼性・妥当性を示した。
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している) 15本
- W0029 簡易レジリエンス尺度:立ち直る力の評価 Smith(2008) International Journal of Behavioral Medicine 主要400 被引用 6,111
- W0180 レジリエンス測定尺度の方法論的レビュー Windle(2011) Health and Quality of Life Outcomes 主要400 被引用 2,104
- W0272 職場におけるポジティブ組織行動 Youssef(2007) Journal of Management 被引用 1,844
- W0314 台頭するポジティブ組織行動論 Luthans(2007) Journal of Management 被引用 1,662
- W0486 成人のレジリエンスを測る新しい評定尺度:健康な適応を支える中心的な保護資源とは何か Friborg(2003) International Journal of Methods in Psychiatric Research 被引用 1,298
- W0488 特性レジリエンスとメンタルヘルスのメタ分析 Hu(2015) Personality and Individual Differences 被引用 1,068
- W0513 簡易レジリエント・コーピング尺度の開発と心理測定的評価 Sinclair(2004) Assessment (Odessa, Fla.) 被引用 1,200
- W0538 中国人におけるコナー・デビッドソン・レジリエンス尺度(CD-RISC)の因子分析と心理測定的評価 Yu(2007) Social Behavior and Personality An International Journal 被引用 1,046
- W0544 ポジティブ心理資本が従業員のウェルビーイングに時間を通じて与える影響 Avey(2010) Journal of Occupational Health Psychology 被引用 1,046
- W0765 年次リサーチレビュー:逆境へのポジティブな適応—最小影響型レジリエンスと出現型レジリエンスの軌跡 Bonanno(2012) Journal of Child Psychology and Psychiatry and Allied Disciplines 被引用 650
- W0810 レジリエンス測定尺度のレビュー Ahern(2006) Issues in Comprehensive Pediatric Nursing 被引用 707
- W0936 超高齢者におけるレジリエンス・首尾一貫感覚・人生の目的・自己超越と主観的な身体的・精神的健康の関連 Nygren(2005) Aging & Mental Health 被引用 573
ほか 3 件
読む・引用する
- 論文ページ
- https://www.semanticscholar.org/paper/ee918f1af114045b7bc1d785a917c37bcf3a0f3c
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文献表記(APA第7版)
Wagnild, G. M., & Young, H. M. (1993). Development and psychometric evaluation of the Resilience Scale. Journal of Nursing Measurement, 1(2), 165–78.
影響力の指標
- 著名度スコア
- 91.5 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 3,887(うち影響引用 440)・ OpenAlex 3,767
- 年あたり被引用
- 114.3
- FWCI
- 1.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 24.2%
- 分野(OpenAlex)
- Resilience and Mental Health
- 主要400の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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