世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A03 心理的幸福感・エウダイモニア ・ W0313
主要400 幸せそのもの 実証

青少年のウェルビーイングとデジタル技術利用との関連

The association between adolescent well-being and digital technology use

A. Orben, A. Przybylski(2019)Nature Human Behaviour, 3(2), 173–182

ひとことで
スマホ利用と若者のWB

35万人超の3データで仕様曲線分析を行い、デジタル技術利用と青少年のWBの負の関連はごく小さいことを示した。

要旨根拠:抄録

若者のデジタル技術の常用が心理的ウェルビーイングを損なうという懸念が広がっているが、その証拠の多くは大規模社会調査の二次分析に基づいている。こうしたデータは変数が多く、分析の選び方次第で小さな効果でも有意になりやすく、偽陽性や矛盾した結果を生みやすい。本研究は、分析上のあらゆる妥当な選択肢を網羅して結果の分布を示す仕様曲線分析(=分析方法の選び方による結果の揺れを可視化する手法)を、米英の3つの大規模データ(計35万5358名)に適用した。デジタル技術利用と青少年のウェルビーイングの関連は負ではあったがごく小さく、ウェルビーイングのばらつきの最大0.4%しか説明しなかった。データ全体の文脈を踏まえると、この効果は政策変更を正当化するほど大きくないと結論づけている。

関係メモ——この研究のその後

  • 論争W0716 Twenge(2018)が米国青年の幸福低下をスクリーン利用の増加に結びつけたのに対し、同種のデータを仕様曲線分析で再解析して関連はごく小さいと反論した。W1136 Twenge(2019)とW0735 Twenge(2020)は女子や重度利用者では関連が大きいと再反論した
  • 後続・発展W0777 Abeele(2020)がデジタル・ウェルビーイングを動的な構成概念として再定義した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 2本

後続研究(この論文を引用している) 7本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1038/s41562-018-0506-1
無料で読めるか
× 有料(非OA)
DOI
10.1038/s41562-018-0506-1

文献表記(APA第7版)

Orben, A. C., & Przybylski, A. K. (2019). The association between adolescent well-being and digital technology use. Nature Human Behaviour, 3(2), 173–182. https://doi.org/10.1038/s41562-018-0506-1

影響力の指標

著名度スコア
79.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,244(うち影響引用 65)・ OpenAlex 1,538
年あたり被引用
155.5
FWCI
398.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Impact of Technology on Adolescents
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック