世界の論文 ・ B10 自尊感情・自己受容・自己肯定 ・ W0316
ありのままに 実証
セルフ・コンパッションと適応的な心理的機能
Self-compassion and adaptive psychological functioning.
K. Neff, K. L. Kirkpatrick, Stephanie S. Rude(2007)Journal of Research in Personality, 41(1), 139–154
ひとことで
セルフ・コンパッションの効用
セルフ・コンパッションが高い人ほど自己評価への脅威に対して不安が低く、心理的に健やかであることを示した。
要旨根拠:抄録
セルフ・コンパッションと心の健康の関係を調べた2つの研究である。セルフ・コンパッションとは、苦しみや失敗のときに自分を厳しく批判せず優しく理解し、経験を人間に共通のものと捉え、つらい思考や感情に飲み込まれずに気づいていることを指す。研究1では、実験室で自尊心を脅かす場面に直面したとき、自尊心とは異なり、セルフ・コンパッションが不安を和らげる働きをした。また、自分の弱点について書くとき、他者とのつながりを示す言葉づかいと関連していた。研究2では、1か月の間にセルフ・コンパッションが高まった人ほど心理的ウェルビーイングが高まり、セラピストによる評価と本人の自己報告も有意に相関した。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 9本
- W0002 ポジティブ感情とネガティブ感情の簡便な尺度の開発と妥当性検証:PANAS尺度 Watson(1988) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 41,735
- W0041 セルフ・コンパッション:自分自身への健全な態度の代替的概念化 Neff(2003) Self and Identity 主要400 被引用 5,426
- W0135 マインドフルネス瞑想の実践に基づく慢性疼痛患者のための行動医学外来プログラム:理論的考察と予備的結果 Kabat-Zinn(1982) General Hospital Psychiatry 主要400 被引用 4,237
- W0251 脅かされた自己愛と暴力・攻撃性の関係:高い自尊感情の暗い側面 Baumeister(1996) Psychology Review 主要400 被引用 2,416
- W0328 セルフ・コンパッションを測定する尺度の開発と妥当性検証 Neff(2003) Self and Identity 主要400 被引用 6,454
- W0447 ポジティブ・ネガティブ感情傾向と不安障害・抑うつ障害との関係 Watson(1988) Journal of Abnormal Psychology 主要400 被引用 1,826
- W0252 強い恥と自己批判を抱える人のためのコンパッション・マインド・トレーニング:集団療法アプローチの概要とパイロット研究 Approach(2006) Clinical Psychology & Psychotherapy 被引用 1,905
- W0477 医療専門職のためのマインドフルネスストレス低減法:無作為化試験の結果 Shapiro(2005) International Journal of Stress Management 被引用 1,414
- W0478 セルフ・コンパッション、達成目標、学業上の失敗への対処 Neff(2005) Self and Identity 被引用 1,291
後続研究(この論文を引用している) 15本
- W0080 セルフ・コンパッション尺度短縮版の作成と因子的妥当性の検証 Raes(2011) Clinical Psychology and Psychotherapy 主要400 被引用 2,924
- W0239 コンパッションの探究:セルフ・コンパッションと精神病理の関連についてのメタ分析 Macbeth(2012) Clinical Psychology Review 主要400 被引用 1,833
- W0385 青年期および若年成人期におけるセルフ・コンパッションと心理的レジリエンス Neff(2010) Self and Identity 主要400 被引用 1,286
- W0254 セルフ・コンパッションと不快な自己関連事象への反応:自分に優しくすることの意味 Leary(2007) Journal of Personality and Social Psychology 被引用 1,775
- W0430 セルフ・コンパッション 対 全般的自尊感情:自分との二つの異なる関わり方 Neff(2009) Journal of Personality 被引用 1,259
- W0458 セルフ・コンパッション、自尊感情、ウェルビーイング Neff(2011) Social and Personality Psychology Compass 被引用 1,101
- W0476 ポジティブな心理的機能および性格特性とセルフ・コンパッションの関連の検討 Neff(2007) Journal of Research in Personality 被引用 1,296
- W0614 セルフ・コンパッション:概念化、相関要因、介入 Barnard(2011) Review of General Psychology 被引用 861
- W0707 大学生、地域の成人、瞑想実践者におけるセルフ・コンパッションと他者への関心の関係 Neff(2013) Self and Identity 被引用 643
- W0764 自己と他者に対するコンパッションの関与と行動尺度の開発 Gilbert(2017) Journal of Compassionate Health Care 被引用 471
- W0780 不安と抑うつの混合状態において、セルフ・コンパッションはマインドフルネスよりも症状の重さと生活の質をよく予測する Dam(2011) Journal of Anxiety Disorders 被引用 605
- W0884 非瞑想者におけるマインドフルネス、セルフ・コンパッション、幸福:理論的・実証的検討 Hollis-Walker(2011) Personality and Individual Differences 被引用 556
ほか 3 件
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- https://doi.org/10.1016/J.JRP.2006.03.004
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- 10.1016/J.JRP.2006.03.004
文献表記(APA第7版)
Neff, K. D., Kirkpatrick, K. L., & Rude, S. S. (2007). Self-compassion and adaptive psychological functioning. Journal of Research in Personality, 41(1), 139–154. https://doi.org/10.1016/j.jrp.2006.03.004
影響力の指標
- 著名度スコア
- 78.9 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 1,671(うち影響引用 100)・ OpenAlex 1,588
- 年あたり被引用
- 83.5
- FWCI
- 13.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.0%
- 分野(OpenAlex)
- Mindfulness and Compassion Interventions
- 注記
- 要旨の見直し(2026-10):オンライン公開は2006年、掲載号は2007年
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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