世界の論文 ・ B01 人生の意味・目的・生きがい ・ W0691
主要400 やってみよう レビュー
人生の意味の科学
The Science of Meaning in Life.
L. King, Joshua A. Hicks(2020)Annual Review of Psychology, 72(1), 561–584
ひとことで
人生の意味研究の総説
人生の意味の測定・相関要因・構成要素(理解・目的・存在価値)と、意味を高める経験を総説した。
要旨根拠:抄録
人生の意味は長く人間存在の謎とされてきたが、本レビューはこの構成概念を「脱神秘化」することを目的とした。主観的に経験される人生の意味に焦点を当て、その測定方法と関連要因を概観した。次に、人生の意味は謎めいたものどころか、多くの人にとってごく一般的な経験であるという証拠をまとめた。そのうえで構成概念を定義し、理解・一貫性(=人生が筋の通ったものとして分かる感覚)、目的、実存的な存在価値(=自分が重要な存在だという感覚)という構成要素を整理した。さらに人生の意味を高めることが示された多様な経験を概観し、残された研究課題を論じている。人生の意味研究の標準的な入門総説である。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤W0049 Steger(2006)のMLQ、W0295 Martela(2016)とW0725 George(2016)の三要素(一貫性・目的・重要性)論、W0839 Heintzelman(2014)を総括した
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0006 所属欲求:人間の根本的動機としての対人的愛着への欲求 Baumeister(1995) Psychological bulletin 主要400 被引用 22,538
- W0017 幸福と人間の潜在力について:快楽主義的・エウダイモニア的ウェルビーイング研究のレビュー Ryan(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 11,279
- W0049 人生の意味尺度(MLQ):人生の意味の存在と探求の測定 Steger(2006) Journal of Counseling Psychology 主要400 被引用 4,717
- W0109 汝自身を知り、汝自身になれ:心理的ウェルビーイングへのエウダイモニア的アプローチ Ryff(2008) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 3,018
- W0295 人生の意味の3つの意味:首尾一貫性・目的・重要性の区別 Martela(2016) The Journal of Positive Psychology 主要400 被引用 1,273
- W0463 エウダイモニアとヘドニアとの区別:概念的・操作的定義を理解するための分類と用語の開発 Huta(2014) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 1,050
- W0553 ポジティブ感情と人生の意味の経験 King(2006) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 1,192
- W2335 実存主義の実験的研究――フランクルの精神因性神経症の概念への心理測定的アプローチ Crumbaugh(1964) Journal of Clinical Psychology 主要400 被引用 1,304
- W0579 人生の意味の探求を理解する:性格、認知スタイル、意味の探求と経験のダイナミクス Steger(2008) Journal of Personality 被引用 964
- W0593 健康とウェルビーイングを生み出し維持するシステムとしての人生の目的:統合的で検証可能な理論 McKnight(2009) Review of General Psychology 被引用 882
- W0618 生涯にわたる人生の意味:成人形成期から高齢期までの人生の意味の水準と相関要因 Steger(2009) The Journal of Positive Psychology 被引用 885
- W0725 理解・目的・存在価値としての人生の意味:統合と新たな研究課題に向けて George(2016) Review of General Psychology 被引用 559
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している)
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読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1146/annurev-psych-072420-122921
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- DOI
- 10.1146/annurev-psych-072420-122921
文献表記(APA第7版)
King, L. A., & Hicks, J. A. (2020). The Science of Meaning in Life. Annual Review of Psychology, 72(1), 561–584. https://doi.org/10.1146/annurev-psych-072420-122921
影響力の指標
- 著名度スコア
- 57.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 477(うち影響引用 51)・ OpenAlex 503
- 年あたり被引用
- 68.1
- FWCI
- 6.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.6%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
- 主要400の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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