世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A03 心理的幸福感・エウダイモニア ・ W0017
主要400 幸せそのもの レビュー

幸福と人間の潜在力について:快楽主義的・エウダイモニア的ウェルビーイング研究のレビュー

On happiness and human potentials: a review of research on hedonic and eudaimonic well-being.

Richard M. Ryan, E. Deci(2001)Annual Review of Psychology, 52(1), 141–166

ひとことで
快楽的幸福と自己実現の整理

ウェルビーイング研究を快楽主義とエウダイモニアの2つの立場に整理し、その性質・先行要因・文化差を総説した。

要旨根拠:抄録

ウェルビーイング(=最適な体験と心身の機能のあり方)は複雑な概念であり、研究者によって定義が大きく異なっていた。本論文はこれまでの研究を、快楽の獲得と苦痛の回避として幸福を捉える快楽主義的アプローチと、意味や自己実現、人がどれだけ十全に機能しているかで捉えるエウダイモニア的アプローチの2つに整理した。そのうえで、両方の立場の研究を、ウェルビーイングの本質、先行要因(所得、人間関係、目標、性格など)、時間的・文化的な安定性という観点から総説した。両者は一部で異なる知見を生み、一部で補い合っていることが示され、自己決定理論の立場から基本的心理欲求の充足が両方の幸福に重要だと論じられた。多水準モデルなどの新しい方法論の意義にも触れ、以後の幸福研究の基本的な枠組みとなった。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0013 Ryff(1989)の心理的幸福感とW0216 Waterman(1993)の個人的表出性
  • 後続・発展W0206 Deci & Ryan(2008)が快楽主義とエウダイモニアの区別を特集で再論し、W0463 Huta & Waterman(2014)が両概念の分類と用語を整理した
  • 論争一覧外:Kashdan, Biswas-Diener & King(2008)が両者を別物として扱うことの理論的・測定的な問題を指摘した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

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論文ページ
https://doi.org/10.1146/ANNUREV.PSYCH.52.1.141
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DOI
10.1146/ANNUREV.PSYCH.52.1.141

文献表記(APA第7版)

Ryan, R. M., & Deci, E. L. (2001). On happiness and human potentials: a review of research on hedonic and eudaimonic well-being. Annual Review of Psychology, 52(1), 141–166. https://doi.org/10.1146/annurev.psych.52.1.141

影響力の指標

著名度スコア
98.8 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 11,279(うち影響引用 743)・ OpenAlex 11,576
年あたり被引用
433.8
FWCI
6.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 4.3%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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