世界の論文 ・ A09 測定・尺度 ・ W0874
幸せそのもの 理論
国民ウェルビーイング勘定に向けて
Toward National Well-Being Accounts
D. Kahneman, A. Krueger, D. Schkade et al.(2004)American Economic Review, 94(2), 429–434
ひとことで
国民幸福勘定の提案
国民所得勘定に並ぶものとして、人々の時間の使い方とその時々の感情経験を測る「国民ウェルビーイング勘定」の構築を提案した。
要旨根拠:本文
経済学者は、経験が私的であることや人どうしの比較の難しさから、ウェルビーイングの直接の測定を避け、所得を機会やウェルビーイングの代わりに使ってきた。しかし人が完全に合理的でなければ、選択は実際に感じる満足(経験効用)を最大化するとは限らず、機会を増やしても暮らしがよくなるとは限らない。心理学と神経科学の進歩は、経験効用とウェルビーイングがある程度正確に測れることを示し、主観的な経験の指標は脳の機能や健康の指標とも一貫して関連している。多くの研究は全体的な人生満足や幸福を尋ねるが、著者らは時間の使い方と、その時々の経験への感情の評価に基づく別の道を提案している。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 7本
- W0073 経済学者は幸福研究から何を学べるか Frey(2001) Social Science Research Network 主要400 被引用 4,078
- W0089 主観的幸福感:幸福の科学と国民幸福指標の提案 Diener(2000) American Psychologist 主要400 被引用 3,789
- W0093 日常生活の経験を捉えるための調査法――一日再構成法(DRM) Kahneman(2004) Science 主要400 被引用 3,401
- W0163 全員の所得を上げれば全員の幸福は増すのか Easterlin(1995) Journal of Economic Behavior & Organization 主要400 被引用 3,137
- W0470 宝くじ当選者と事故の被害者——幸福は相対的か? Brickman(1978) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,198
- W0532 適応と幸福のセットポイントモデルの再検討――婚姻状態の変化への反応 Lucas(2003) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 1,314
- W0600 文化と主観的ウェルビーイング Tov(2013) Social indicators research series 主要400 被引用 905
後続研究(この論文を引用している) 3本
- W0085 何が私たちを幸せにするのか、本当に分かっているのか:主観的幸福感に関連する要因についての経済学文献のレビュー Dolan(2008) Journal of Economic Psychology 主要400 被引用 3,172
- W0093 日常生活の経験を捉えるための調査法――一日再構成法(DRM) Kahneman(2004) Science 主要400 被引用 3,401
- W0690 米国における心理的ウェルビーイングの年齢分布のスナップショット Stone(2010) Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 被引用 804
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1257/0002828041301713
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- DOI
- 10.1257/0002828041301713
文献表記(APA第7版)
Kahneman, D. J., Krueger, A. B., Schkade, D. A., Schwarz, N., & Stone, A. A. (2004). Toward National Well-Being Accounts. American Economic Review, 94(2), 429–434. https://doi.org/10.1257/0002828041301713
影響力の指標
- 著名度スコア
- 48.1 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 649(うち影響引用 35)・ OpenAlex 634
- 年あたり被引用
- 28.2
- FWCI
- 17.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.6%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
- 注記
- 要旨の見直し(2026-10):短い論文(AER Papers & Proceedings)で独立した抄録はなく、本文冒頭から要約
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
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